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2018年3月更新の素材情報データベース (更新中!)

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2018年3月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「ダイズ」「イソフラボン」有効性:免疫・がん・炎症 (180322)
・2017年5月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験および観察研究 (コホート研究、症例対照研究、コホート内症例対照研究) 30報について検討したメタ分析において、大豆 (16報) の総摂取量が多いと前立腺がん発症リスクの低下が認められたが試験によるばらつきが大きく、イソフラボン (6報) の摂取量との関連は認められなかった (PMID:29300347)
(PMID:29300347) Nutrients. 2018 Jan 4;10(1). pii: E40.

●「ビタミンB12」有効性:消化系・肝臓 (180320)
・過敏性腸症候群または炎症性腸疾患の患者92名 (平均41歳、試験群43名、オランダ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンB12を1,000μg/日、8週間摂取させたところ、疲労評価指標であるChecklist Individual Strengthの4項目中1項目 (意欲) の改善が認められたが、Fatigue Impact Scaleおよび自己評価による疲労の程度、生活の質 (RAND-36、World Health Organisation Quality of Life Assessment) 、抑うつ (Centre for Epidemiologic Studies Depression、Hospital anxiety and Depression Scale) の評価に影響は認められなかった (PMID:29460813)
(PMID:29460813) Clin Nutr ESPEN. 2018 Feb;23:48-53.

●「イチョウ葉エキス」安全性:危険情報 (180319)
<被害事例>
・服薬により症状が安定していた統合失調症の50歳女性 (韓国) が、認知不快感の改善のためイチョウ葉エキス80 mg×2回/日を1週間摂取したところ、興奮、過敏症状、怒りの制御不能などの気分調節不全を生じた。イチョウ葉エキスの摂取中止により症状は改善したが、再び5日間摂取したところ同症状が再発、摂取中止により改善した。Naranjoの有害事象と被疑薬物の因果関係評価指標はprobable (7) であった (PMID:29334964)
(PMID:29334964) BMC Complement Altern Med. 2018 Jan 15;18(1):14.

●「オートムギ」有効性:循環器・呼吸器 (180316)
・2015年11月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験58報 (検索条件:期間≧3週間) について検討したメタ分析において、オートムギβグルカン摂取は、LDLコレステロール (56報) 、非HDLコレステロール (56報) 、ApoB (17報) の低下と関連が認められたが、LDLコレステロール、非HDLコレステロールについては試験によるバラツキが大きかった (PMID:27724985)
(PMID:27724985) Br J Nutr. 2016 Oct;116(8):1369-1382.

●「イソフラボン」「ダイズ」有効性:免疫・がん・炎症 (180315)
・2017年4月までを対象に3つのデータベースで検索できた前向きコホート研究16報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、大豆製品 (6報) の摂取量が多いと乳がん発症リスクの低下が認められたが、イソフラボン (11報) の摂取量との関連は認められなかった (PMID:29277346)
(PMID:29277346) Clin Nutr. 2017 Dec 15. pii: S0261-5614(17)31426-7.

●「ニンニク」有効性:糖尿病・内分泌 (180314)
・インスリンおよびワルファリンを服用していないII型糖尿病患者26名 (平均49.8歳、イギリス) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、通常の治療とともに熟成ニンニク抽出物1,200 mg/日を4週間摂取させたところ、体重、血圧、血中脂質 (総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、HOMA-IR、酸化ストレス (TAOS、GSH/GSSG、LHP) 、血管内皮機能(プレチスモグラフィ) 、炎症マーカー (高感度CRP) に影響は認められなかった (PMID:26954484)
(PMID:26954484) J Diabetes Complications. 2016 May-Jun;30(4):723-7.

●「スペアミント」有効性:脳・神経・感覚器 (180313)
・加齢による記憶障害がある男女90名 (オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、スペアミント抽出物600 mg/日 (30名、平均59.1±1.0歳) または900 mg/日 (30名、平均60.8±1.0歳) を90日間摂取させたところ、900 mg摂取群で認知機能6項目中1項目 (作業記憶の質) 、睡眠評価指標 (Leeds Sleep Evaluation Questionnaire) 4項目中1項目 (入眠しやすさ) の改善が認められたが、総合的な心理状態の指標 (Profiles of Mood States) に影響は認められず、600 mg摂取群ではいずれの項目においても影響は認められなかった (PMID:29314866)
(PMID:29314866) J Altern Complement Med. 2018 Jan;24(1):37-47.

●「ビタミンD」有効性:循環器・呼吸器 (180312)
・2015年5月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験11報 (検索条件:期間≧3ヶ月) について検討したメタ分析において、ビタミンDサプリメントの摂取は収縮期 (8報) 、拡張期 (8報) 血圧に影響を与えなかった (PMID:27866065)
(PMID:27866065) Int J Cardiol. 2017 Jan 15;227:177-186.

●「ブルーベリー」「グルコサミン」安全性:危険情報 (180309)
<被害事例>
・51歳女性 (日本) がグルコサミンサプリメントを6ヶ月間、ブルーベリーサプリメントを2ヶ月間摂取したところ (いずれも摂取量不明) 、不正出血を呈し、子宮内膜嚢状萎縮と診断された (2016244509) 。
(2016244509) 栃木県産婦人科医報. 2016; 42: 82-4.

●「ビタミンD」有効性:循環器・呼吸器 (180308)
・健康な男女105名 (試験群54名、平均39±14歳、ドイツ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンD3 20μg/日を冬季に12週間摂取させたところ、拡張期、収縮期血圧、心拍数、血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、LDL/HDL比、トリグリセリド) 、各血球濃度、単球サブセット比率、骨代謝マーカー (DKK-1、骨形成たんぱく質2、RANKL、オステオプロテゲリン) に影響は認められなかった (PMID:26621634)
(PMID:26621634) Eur J Nutr. 2017 Mar;56(2):621-634.

●「ビタミンK」有効性:循環器・呼吸器 (180307)
・高血圧、糖尿病、脳・心血管疾患のいずれかの既往歴がある70歳以上の高齢者80名 (試験群40名、平均76.0±4.4歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンK2を100μg/日、6ヶ月間摂取させたところ、血圧、血流依存性血管拡張反応 (FMD) 、頸動脈の内膜中膜複合体膜厚(IMT)、脈波伝播速度(PWV)、脈波増大係数、血中脂質、BNP、CRP、身体機能 (握力、short physical performance battery、平衡機能試験) に影響は認められなかった (PMID:26892582)
(PMID:26892582) J Nutr Health Aging. 2016 Mar;20(3):325-33.

●「オリーブ」有効性:循環器・呼吸器 (180306)
・前高血圧の男性60名 (平均45.3±12.7歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、オリーブ葉抽出物10 mL×2回/日を6週間摂取させたところ、24時間および昼間血圧 (収縮期、拡張期) 、血漿脂質濃度 (総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド) の低下が認められたが、夜間血圧、HDLコレステロール、脈波伝播速度 (PWV) 、糖代謝マーカー (空腹時血糖値、インスリン濃度、HOMA-IR、QUICKI、フルクトサミン濃度) 、酸化LDL、CRP、ICAM、VCAM、P-セレクチン、E-セレクチン、アディポネクチン濃度に影響は認められなかった (PMID:26951205)
(PMID:26951205) Eur J Nutr. 2017 Jun;56(4):1421-1432.

●「クリルオイル」有効性:循環器・呼吸器 (180305)
・2016年3月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報 (検索条件:期間≧2週間) について検討したメタ分析において、クリルオイルの摂取はLDLコレステロール、トリグリセリドの低下、HDLコレステロールの増加と関連が認められたが、総コレステロールに影響は与えなかった (PMID:28371906)
(PMID:28371906) Nutr Rev. 2017 May 1;75(5):361-373.

●「カカオ」有効性:その他 (180302)
・男性自転車選手12名 (平均30±3歳、ベルギー) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ココアフラバノール900 mgを単回摂取し、100分後および230分後に30分間タイムトライアルを実施したところ、総抗酸化能の増加が認められたが、運動によるNO産生、脂質過酸化、炎症マーカー、運動パフォーマンスに影響は認められなかった (PMID:28811749)
(PMID:28811749) J Int Soc Sports Nutr. 2017 Aug 10;14:28.

●「ダイズイソフラボン」安全性:危険情報 (180301)
・甲状腺腫によるリンパ球性甲状腺炎、高血圧の既往歴がある72歳女性 (日本) が、健康飲料 (ダイズ、ケール抽出物9 g/日含有) 、6ヶ月間摂取していたところ、全身倦怠感、浮腫、嗄声を生じ、血中甲状腺刺激ホルモン濃度の上昇、甲状腺ホルモン (T3、T4) 濃度の低下が認められた。当該製品に含まれるダイズイソフラボンによる顕性甲状腺機能低下症と診断され、摂取中止と加療により改善した (PMID:28870235)
(PMID:28870235) J Med Case Rep. 2017 Sep 5;11(1):253.