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2018年2月更新の素材情報データベース

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2018年2月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「チェストツリー」安全性:危険情報 (180228)
<被害事例>
・18歳女性 (アイルランド) が、2年間の稀発月経と9ヶ月の無月経、乳汁漏出を呈したため受診し、高プロラクチン血症が認められた。代替治療の専門家から勧められたチェストツリー製剤 (「Agnolyt」)を毎朝15滴、3ヶ月間摂取したところ、月経再開と血清プロラクチン値は低下したが、MRI検査により下垂体微小腫瘍がみつかった。チェストツリーの摂取は下垂体腫瘍の診断基準である血清プロラクチン値を低下させ、診断を誤らせる可能性が示唆された (PMID:17298863)
(PMID:17298863) Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol. 2008 Apr;137(2):257-8.

●「ビタミンD」安全性:危険情報 (180227)
・女性 (アイルランド) が、妊娠前から授乳中までマルチビタミン (ビタミンD3 1,000 IU含有) ×3回/日+ビタミンD3含有経口スプレー (1,000 IU/日) を使用していたところ、出産した女児において膣から突出した嚢胞性腫瘍が認められたため切除。さらに女児に高カルシウム血症も認められたが、サプリメント摂取を中止し授乳を継続することにより正常値に回復した (PMID:28687684)
(PMID:28687684) BMJ Case Rep. 2017 Jul 6;2017. pii: bcr-2016-219043.

●「ブルーベリー」有効性:循環器・呼吸器 (180226)
・2015年6月までを対象に7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報 (検索条件:期間≧1週間) について検討したメタ分析において、ブルーベリーの摂取は収縮期血圧、拡張期血圧に影響を与えなかったが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:27654329)
(PMID:27654329) J Hum Hypertens. 2017 Mar;31(3):165-171.

●「ショウガ」有効性:消化系・肝臓 (180223)
・化学療法中の乳がん患者34名 (平均49歳、タイ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、制吐剤とともに乾燥ショウガ粉末500 mg×2回/日を5日間摂取させたところ、化学療法による吐き気の重症度に影響は認められなかった (PMID:27714530)
(PMID:27714530) Support Care Cancer. 2017 Feb;25(2):459-464.

●「イヌリン」有効性:循環器・呼吸器 (180222)
・2016年1月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、イヌリンの摂取は血中総コレステロール値 (9報) 、LDLコレステロール値 (8報) の低下と関連が認められたが、HDLコレステロール値 (8報) 、血糖値 (5報) 、インスリン濃度 (3報) には影響が認められなかった (PMID:27623982)
(PMID:27623982) Eur J Clin Nutr. 2017 Jan;71(1):9-20.

●「スターアニス」安全性:危険情報 (180221)
<被害事例>
・4ヶ月齢の男児 (スペイン) が、カモミール、スターアニス、アニスの水抽出物を250 mL/日、2ヶ月間摂取したところ、低血圧、呼吸窮迫、発熱、下痢、低血糖、眼振、代謝性アシドーシス、高乳酸血症、消化管出血、肝不全を生じ、スターアニスへのシキミ (Illicium anisatum L) の混入による中毒と考えられた (PMID:26875753)
(PMID:26875753) Rev Esp Enferm Dig. 2016 Dec;108(12):819-821.

●「ビタミンD」有効性:骨・筋肉 (180220)
・2016年3月までを対象に2つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験9報について検討したメタ分析において、高齢者 (55歳以上) におけるビタミンDの摂取は、身体機能のうち、Timed Up and Go (6報) の結果を改善させたが、脚力 (6報)、握力 (3報) 、総合的な身体機能 (4報) に影響は認められなかった (PMID:29420989)
(PMID:29420989) Nutr Res. 2018 Jan;49:1-22.

●「ビタミンB2」有効性:免疫・がん・炎症 (180219)
・2016年1月までを対象に1つのデータベースで検索できた症例対照研究またはコホート研究10報について検討したメタ分析において、ビタミンB2の摂取は乳がんリスクの低下と関連が認められた (PMID:28035488)
(PMID:28035488) Arch Gynecol Obstet. 2017 Mar;295(3):721-729.

●「α-リポ酸」有効性:肥満 (180216)
・3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験11報 (検索条件:≧3週間、≧18歳) について検討したメタ分析において、α-リポ酸の摂取は体重 (8報) 、BMI (8報) の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:28295905)
(PMID:28295905) Obes Rev. 2017 May;18(5):594-601.

●「ウイキョウ (フェンネル)」有効性:肥満 (180216)
・過体重または肥満の閉経後女性47名 (試験群22名、平均57.36±5.6歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、フェンネル100 mg×3回/日を12週間摂取させたところ、体重、ウエスト径、ヒップ径に影響は認められなかった (PMID:29354616)
(PMID:29354616) J Menopausal Med. 2017 Dec;23(3):166-171.

●「マグネシウム」有効性:循環器・呼吸器 (180214)
・2017年5月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験11報について検討したメタ分析において、インスリン抵抗性、糖尿病前症、II型糖尿病、冠動脈疾患などの非伝染性慢性疾患の患者によるマグネシウムサプリメントの摂取は、収縮期および拡張期血圧の低下と関連が認められた (PMID:28724644)
(PMID:28724644) Am J Clin Nutr. 2017 Sep;106(3):921-929.

●「タマネギ」「ケルセチン」有効性:肥満 (180213)
・過体重または肥満の女性37名 (試験群18名、平均44.6±7.6歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、タマネギの皮由来ケルセチン100 mg/日を12週間摂取させたところ、体組成 (体重、BMI、除脂肪体重、体脂肪量、体脂肪率) 、肝機能マーカー (AST、ALT) 、血漿レプチン、アディポネクチン、ビスファチン、TNF-α、IL-4濃度に影響は認められなかった (PMID:27812515)
(PMID:27812515) Clin Nutr Res. 2016 Oct;5(4):261-269.

●「レスベラトロール」有効性:循環器・呼吸器 (180209)
・メタボリックシンドロームの男性66名 (デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、レスベラトロール75 mg×2回/日 (21名、平均49.1±1.46歳) または500 mg×2回/日 (21名、平均51.9±1.28歳) を16週間摂取させたところ、体重、BMI、体脂肪、血圧、炎症マーカー (高感度CRP、IL-6、アディポネクチン、suPAR) 、糖代謝 (HOMA-IR、空腹時血糖、インスリン濃度) 、血中脂質 (HDLコレステロール、トリグリセリド) に影響は与えず、500 mg×2回/日摂取群では血中フルクトサミン、総コレステロール、LDLコレステロールが増加した (PMID:28182820)
(PMID:28182820) J Clin Endocrinol Metab. 2017 May 1;102(5):1642-1651.

●「ルテイン」有効性:脳・神経・感覚器 (180208)
・慢性中心性漿液性脈絡網膜症患者79名 (試験群37名、平均56.0±11.4歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ルテイン15 mg+ビタミンC 288 mg+ビタミンE 150 mg+亜鉛9 mg+銅1.2 mg/日を6ヶ月間摂取させたところ、矯正視力、中心性漿液性脈絡網膜症の寛解率に影響は認められなかった (PMID:28171877)
(PMID:28171877) Ophthalmologica. 2017;237(3):159-166.

●「クコ」有効性:循環器・呼吸器 (180207)
・2017年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報について検討したメタ分析において、クコの摂取は空腹時血糖 (4報) の低下と関連が認められたが試験によるバラツキが大きく、体重 (5報) 、拡張期血圧 (6報) 、収縮期血圧 (6報) 、総コレステロール (3報) 、トリグリセリド (3報) に影響は与えなかった (PMID:28401234)
(PMID:28401234) Food Funct. 2017 May 24;8(5):1741-1748.

●「カルシウム」安全性:危険情報 (180206)
<被害事例>
・II型糖尿病、高血圧、リウマチ性多発筋痛症、脊椎変性の既往歴、アスピリン、ドキサゾシン、ジルチアゼム、グリクラジド、ロサルタン・ヒドロクロロチアジド、プレドニゾロンの服用歴がある81歳男性 (イギリス) が、制酸剤として炭酸カルシウム (680 mg/錠) を10〜12錠/日、2年間摂取していたところ、黒色の嘔吐を繰り返し、下肢虚弱、錯乱状態となり医療機関を受診。検査で腎障害、正球性貧血、高カルシウム血症、代謝性アルカローシスが確認され、ミルクアルカリ症候群と診断された。炭酸カルシウム、サイアザイド系利尿薬の摂取中止と加療により改善した (PMID:28473363)
(PMID:28473363) BMJ Case Rep. 2017 May 3;2017. pii: bcr-2017-219611.

●「トウガラシ属」安全性:危険情報 (180205)
<被害事例>
・47歳男性 (アメリカ) が、コンテストの一環でゴーストペッパー入りハンバーガーを摂取したところ、激しい吐き気、嘔吐、腹痛、胸痛を呈し、食道破裂と診断された (PMID:27693067)
(PMID:27693067) J Emerg Med. 2016 Dec;51(6):e141-e143.

●「ルテイン」「ゼアキサンチン」「魚油」有効性:脳・神経・感覚器 (180201)
・加齢黄斑変性の親を持つが自身は症状を発症していない成人120名 (試験群60名、平均57.6±6.5歳、フランス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ルテイン5 mg+ゼアキサンチン1 mg+魚油33 mg+ビタミンC 90 mg+ビタミンE 15 mgを含むサプリメントを2回/日、6カ月間摂取させたところ、偏心度0.98°における黄斑色素光学密度に影響は認められなかった (PMID:28973076)
(PMID:28973076) JAMA Ophthalmol. 2017 Nov 1;135(11):1259-1266.