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2017年8月更新の素材情報データベース

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2017年8月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「葉酸」有効性:脳・神経・感覚器 (170831)
・2017年1月までを対象に1つのデータベースで検索できた無作為化比較試験22報 (検索条件:期間≧6ヶ月) について検討したメタ分析において、葉酸サプリメントの摂取は脳卒中発症リスク低減と関連が認められた (PMID:28404799)
(PMID:28404799) Neurology. 2017 May 9;88(19):1830-1838.

●「コーヒー」有効性:肥満 (170830)
・2015年3月までを対象に2つのデータベースで検索できた観察研究23報について検討したメタ分析において、コーヒーの摂取はメタボリックシンドロームのリスク低下 (12報) と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:27060021)

 「チャ (茶) 」有効性:肥満 (170830)
・2015年3月までを対象に2つのデータベースで検索できた観察研究23報について検討したメタ分析において、茶の摂取はメタボリックシンドロームのリスク低下 (6報) と関連が認められた (PMID:27060021)
(PMID:27060021) Clin Nutr. 2016 Dec;35(6):1269-1281.

●「グルコサミン」 (170829)
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●「N-アセチルグルコサミン」 (170829)
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●「」安全性:危険情報 (170829)
・14歳女性 (ルーマニア) が、鉄欠乏性貧血のため、硫酸鉄 (II) 錠剤を約2週間摂取したところ (摂取量不明) 、上腹部を中心とする腹痛、下血、吐き気、頻回の吐血を生じ、医療機関を受診。肝機能マーカー (AST、ALT、γ-GTP、LDH) の上昇、胃内の炎症がみられ、鉄剤を原因とする急性出血性胃炎と診断された。加療と錠剤から液体鉄剤への切り替えにより、胃炎、貧血ともに改善した (PMID:28746201)
(PMID:28746201) Medicine (Baltimore). 2017 Jul;96(30):e7550.

●「ビタミンD」有効性:循環器・呼吸器 (170828)
<呼吸器>
・2015年12月までを対象に6つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験24報について検討したメタ分析において、ビタミンDの摂取は急性呼吸器感染症のリスク低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:28202713)
(PMID:28202713) BMJ. 2017 Feb 15;356:i6583.

●「ハチミツ」安全性:危険情報 (170825)
・男性3名 (平均36.6歳、中国) が、約50gの野生の生のハチミツを摂取し、19〜48時間後から、悪心、嘔吐、発熱、下痢を生じた。このうち症状の重かった1名は急性腎不全で死亡し、他の2名は加療により改善した。摂取したハチミツを分析したところ、ライコウトウの花粉による汚染が認められた (PMID:27132027)
(PMID:27132027) Wilderness Environ Med. 2016 Jun;27(2):271-3.

●「植物ステロール」有効性:循環器・呼吸器 (170824)
・健常または軽度高コレステロール血症者16名 (平均34.20歳、ドイツ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、マーガリンとして植物ステロール3 g/日、4週間摂取させたところ、血清脂質濃度 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、活性化単球数および単球中活性酸素種濃度に影響は認められなかった (PMID:27473562)
(PMID:27473562) J Steroid Biochem Mol Biol. 2017 May;169:219-225.

●「レスベラトロール」安全性:医薬品等との相互作用 (170823)
<ヒト>
・健常男性12名 (平均29.15±1.47歳、インド) を対象としたオープンラベル試験において、レスベラトロール500 mg/日を10日間摂取させたのち、カルバマゼピン (抗てんかん薬、CYP3A4基質) 200 mgを単回摂取させたところ、血漿中カルバマゼピン濃度 (Cmax、AUC) の上昇および半減期の延長、経口クリアランス、分布容積の低下が認められた (PMID:25624269)
(PMID:25624269) Phytother Res. 2015 May;29(5):701-6.

●「ルテイン」有効性:脳・神経・感覚器 (170822)
・非増殖性糖尿病性網膜症患者30名 (試験群15名、平均58.6±8.9歳、中国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ルテイン10 mg/日を36週間摂取させたところ、視力、コントラスト感度、グレア感度に影響は認められなかった (PMID:28429904)
(PMID:28429904) Asia Pac J Clin Nutr. 2017 May;26(3):406-411.

●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (170821)
<試験管内・動物>
・動物実験 (ラット) において、イチョウ葉タブレット摂取はアムロジピン (降圧薬:CYP3A4基質) の血中濃度 (Cmax、AUC) 、代謝時間 (Tmax、半減期、平均滞留時間) を増加させ、クリアランスを低下させた (PMID:26650374)
(PMID:26650374) Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2016 Dec;41(6):825-833.

●「葉酸」有効性:生殖・泌尿器 (170818)
・2013年8月までを対象に8つのデータベースで検索できた無作為化比較試験、観察研究13報について検討したメタ分析において、母親による受胎前の葉酸摂取 (3報) は低出生体重児出産リスク低下と関連が認められたが、受胎後の葉酸摂取 (2報) では関連は認められなかった (PMID:25424556)
(PMID:25424556) BJOG. 2015 Mar;122(4):478-90.

●「α-リノレン酸」有効性:糖尿病・内分泌 (170817)
・2015年12月までを対象に、4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報 (検索条件:期間≧1ヶ月) について検討したメタ分析において、II型糖尿病患者におけるα-リノレン酸を豊富に含む食品の摂取は、HbA1c (8報) 、空腹時血糖値およびインスリン濃度 (各7報) に影響を与えなかった (PMID:28538363)
(PMID:28538363) Medicine (Baltimore). 2017 May;96(21):e6531.

●「ビタミンC」有効性:循環器・呼吸器 (170816)
・2014年10月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報について検討したメタ分析において、心臓手術周術期のビタミンC摂取は、術後の心房細動 (7報) リスク低下と関連が認められたが試験によるバラツキが大きく、脳卒中 (3報) リスクには影響を与えなかった (PMID:27344977)
(PMID:27344977) Cardiovasc Ther. 2016 Oct;34(5):360-70.

●「アラニン」有効性:その他 (170816)
・2016年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験40報について検討したメタ分析において、β-アラニンの摂取は、運動能力全体の評価のわずかな向上と関連が認められた (PMID:27797728)
(PMID:27797728) Br J Sports Med. 2017 Apr;51(8):658-669.

●「カテキン」安全性:医薬品等との相互作用 (170814)
<試験管内・動物>
・動物実験 (ラット) において、EGCGの静注投与はシンバスタチン (コレステロール降下剤、CYP3A4基質) の血中濃度 (AUC、半減期) を増加させ、クリアランスを低下させた (PMID:27052517)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム、ヒト腎細胞) において、EGCGはCYP3A4によるシンバスタチンの代謝およびOATP1B1、OATP1B3によるシンバスタチンの細胞内への取り込みを阻害した (PMID:27052517)
(PMID:27052517) Xenobiotica. 2017 Jan;47(1):86-92.

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:消化系・肝臓 (170810)
<過敏性腸症候群>
・2016年6月までを対象に11のデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験13報について検討したメタ分析において、反復性腹痛 (過敏性腸症候群、腹性偏頭痛、機能性ディスペプシア、機能性腸痛症候群) の子ども (5〜18歳) によるプロバイオティクスの摂取は、腹痛の頻度 (6報) および強度 (7報) の低減、痛みの改善した人数の増加 (7報) がみられたが、頻度および強度は試験によるバラツキが大きかった (PMID:28334433)
(PMID:28334433) Cochrane Database Syst Rev. 2017 Mar 23;3:CD010972.

●「ガルシニア・カンボジア」安全性:危険情報 (170809)
<被害事例>
・軽度の躁うつ病の既往歴があり、バルプロ酸、パロキセチンを服用して症状が安定していた51歳女性 (ポルトガル) が、体重減少目的でガルシニア・カンボジア、カルシウム、クロム、カリウム含有サプリメントを2週間摂取したところ、興奮、過活動、過敏などの躁症状を呈し、サプリメントの摂取中止により改善した (PMID:27630171)
(PMID:27630171) Aust N Z J Psychiatry. 2017 Jun;51(6):641-642.

●「ブロンドサイリウム」 (170808)
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●「ブラックサイリウム」 (170808)
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●「ビタミンB6」有効性:免疫・がん・炎症 (170808)
・2016年1月までを対象に2つのデータベースで検索できた観察研究121報について検討したメタ分析において、食事からのビタミンB6摂取量は、全がん (95報) および上気道 (3報) 、食道 (8報) 、膵臓 (5報) 、胃 (9報) 、消化器 (45報) 、大腸 (23報) 、尿路 (9報) 、乳房 (18報) のがん発症リスク低下と関連が認められたが、卵巣 (3報) 、腎臓 (4報) 、前立腺 (4報) 、子宮内膜 (6報) 、免疫系 (8報) 、肺 (3報) および婦人科がん (9報) との関連は認められなかった (PMID:28376200)
(PMID:28376200) J Natl Cancer Inst. 2017 Mar 1;109(3):1-9.

●「カンゾウ」安全性:危険情報 (170807)
<被害事例>
・51歳男性 (カナダ) が、ブラックリコリスのゼリービーンズを約50粒/日 (摂取期間の詳細不明) 摂取したところ、腹痛、食欲不振、嘔吐、下痢、口渇感、多飲症を生じ、高血圧と診断され、摂取中止と加療により改善した (PMID:28276791)
(PMID:28276791) Postgrad Med. 2017 Apr;129(3):329-331.

●「ビタミンC」有効性:脳・神経・感覚器 (170804)
・2014年8月までを対象に2つのデータベースで検索できた症例対照研究、コホート研究、横断研究、無作為化比較試験19報について検討したメタ分析において、ビタミンCの摂取量が多いと加齢性白内障のリクス低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:25735187)
(PMID:25735187) Acta Ophthalmol. 2016 May;94(3):e170-6.

●「キトサン」有効性:循環器・呼吸器 (170803)
・総コレステロール値が高い成人40名 (試験群20名、平均29.3±8.4歳、日本) を対象とした二重盲検プラセボ比較試験において、キトサン0.293 g×3回/日含有の青汁飲料を12週間摂取させたところ、総コレステロールの低下が認められたが、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド、遊離脂肪酸、リン脂質に影響は認められなかった (20166972) 。
(20166972) 健康・栄養食品研究 2003; 6(2):39-50.

・総コレステロール値が高い成人65名 (平均40.4±9.2歳、試験群33名、日本) を対象とした二重盲検プラセボ比較試験において、キトサン0.293 g×3回/日含有の青汁飲料を12週間摂取させたところ、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド、遊離脂肪酸、リン脂質、apoA1、apoB、apoEに影響は認められなかった (101) 。
(101) 日本食品新素材研究会誌 2004; 7(2):95-104.

・LDLコレステロール値が高い成人82名(試験群40名、平均48.4±9.1歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、食事制限とともにキトサン0.38 g×3回/日含有の青汁飲料を12週間摂取させたところ、総コレステロール、LDLコレステロールの低下が認められたが、HDLコレステロール、トリグリセリド、遊離脂肪酸、リン脂質、アポ蛋白に影響は認められなかった (102) 。
(102) 日本食品新素材研究会誌 2012; 15(2):64-73.

●「クエン酸」 (170803)
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●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (170803)
・2016年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた観察研究7報 (コホート研究4報、症例対照研究3報) について検討したメタ分析において、緑茶の摂取量と前立腺がん発症リスクに関連は認められなかった (PMID:28353571)
(PMID:28353571) Medicine (Baltimore). 2017 Mar;96(13):e6426.

●「ボルド」安全性:危険情報 (170802)
<被害事例>
・胆嚢切除、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症の既往歴があり、アセチルサリチル酸、イルベサルタン、ロスバスタチン、アロプリノール、オメプラゾール、ドンペリドンを服用中の72歳女性 (ポルトガル) が、食後の吐き気、嘔吐、食欲不振のためにボルドの葉抽出液を摂取したが、2週間、症状が改善せずに受診。黄疸、肝機能検査値の悪化が認められ、加療により改善した。Clinical Scale for the Diagnosis of Drug- Induced Hepatitisにて16ポイント (probable) であり、ボルドによる肝障害が疑われた (PMID:27576017)
(PMID:27576017) J Diet Suppl. 2017 Mar 4;14(2):186-190.

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:脳・神経・感覚器 (170801)
・自身またはパートナーにアレルギー疾患の既往歴がある妊婦423名 (試験群212名、中央値34歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、プロバイオティクス (Lactobacillus rhamnosus HN001) 6×10 (9) cfu/日を妊娠14〜16週目から出産後6ヶ月目まで摂取させたところ、International Association of Diabetes and Pregnancy Study Groups (IADPSG) の診断基準に基づく妊娠糖尿病の発症リスク、出産後の体組成 (体重、BMI、ウエスト径) 、新生児の身長、体重、肥満度指数 (Ponderal index) に影響は認められなかった (PMID:28367765)
(PMID:28367765) Br J Nutr. 2017 Mar;117(6):804-813.