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2017年7月更新の素材情報データベース

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2017年7月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「セリン」 (170731)
全体を見直し。

●「メラトニン」有効性:脳・神経・感覚器 (170731)
・抗精神病薬およびベンゾジアゼピン服薬中の統合失調症または双極性障害の患者80名 (試験群40名、平均47.4±8.6歳、デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ベンゾジアゼピン服薬量の減量とともにメラトニン2 mg/日を24週間摂取させたところ、認知機能 (BACS) 、幸福感 (WHO、SWN) 、心理社会的機能 (PSP) に影響は認められなかった (PMID:27400927)
(PMID:27400927) Eur Arch Psychiatry Clin Neurosci. 2017 Mar;267(2):163-171.

●「イソフラボン」安全性:医薬品等との相互作用 (170728)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、CYP1A2、CYP2A6、CYP2B6、CYP2C8、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4、CYP2E1活性に対する影響を検討したところ、ダイジン、プエラリン、ゲニスチン、オノニン、ホルモノネチン、シソトリン、グリシテイン、グリシチンはいずれのCYPにも影響を与えなかったが、ダイゼインはCYP2C8、CYP2C9を、ゲニステインはCYP2C8、CYP2C9、CYP2C19、CYP3A4、CYP2E1を、ビオカニンAはCYP2C8、CYP3A4を、エクオールはCYP3A4を阻害した (PMID:27312150)
(PMID:27312150) Xenobiotica. 2017 Apr;47(4):324-331.

●「イチジク」安全性:危険情報 (170727)
<被害事例>
・春季花粉症、モモ摂取時の口唇浮腫の既往歴がある66歳女性 (日本) が、イチジクを摂取した約30分後に咽喉の違和感が生じ、数日後の再摂取直後に全身性膨疹、眼の周囲および口唇の浮腫、咽頭の違和感、嗄声を生じた。プリックテストで生および加熱イチジクに陽性を示し、イチジクによるアナフィラキシーと診断された (2016305037) 。
(2016305037) 皮膚臨床 2016 58(7) 1147-1151

●「ニンニク」安全性:危険情報 (170726)
<被害事例>
・II型糖尿病、喘息、ビタミンD欠乏、高血圧、抑うつの既往歴がある71歳男性 (アメリカ) が、椎弓切除術を受ける前日まで毎食約4 gのニンニク末を数週間摂取し、手術前夜には12 g摂取したところ、術中に過剰な出血を生じた (PMID:27782907)
(PMID:27782907) A A Case Rep. 2016 Dec 15;7(12):266-269.

●「イチョウ」安全性:危険情報 (170725)
イチョウの果実や種子との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
・2歳女児 (日本) が、加熱調理した銀杏を約20個摂取して下痢を生じ、数時間後に頻回の嘔吐、全身性強直間代性痙攣、意識混濁を呈した。血中4-O-メチルピリドキシン濃度が高値であり銀杏中毒が疑われ、ビタミンB6製剤の投与により改善した (2017064956) 。

・熱性痙攣の既往がある2歳男児 (日本) が、加熱調理した銀杏を母親と2人で約120個摂取したところ、数時間後に全身性強直間代性痙攣を生じ、断続的に発作を繰り返した。血中4-O-メチルピリドキシン濃度が高値であり銀杏中毒が疑われ、ビタミンB6製剤の投与により改善した (2017064956) 。

(2017064956) 日本小児救急医学会雑誌 2016 15(3) 404-406

●「朝鮮ニンジン」安全性:医薬品等との相互作用 (170724)
<試験管内・動物>
・朝鮮ニンジン抽出物はin vitro試験 (P糖タンパク質発現培養細胞) において、P糖タンパク質発現、パクリタキセル (抗がん剤) の細胞外排出を阻害し、動物実験 (ラット) において、パクリタキセルの血中濃度 (AUC、Cmax) を増加させ、消化管濃度 (GI24h) を低下させた (PMID:27189791)
(PMID:27189791) Xenobiotica. 2017 May;47(5):450-459.

●「アセチル-L-カルニチン」安全性:危険情報 (170721)
<被害事例>
・双極性障害のためリチウムとパリペリドンを服用中の31歳男性 (オーストラリア) が、体重減少と筋肉増量の目的でアセチル-L-カルニチン1,000 mg ×2回/日、n-3系脂肪酸、グルコサミンサプリメントを約4週間摂取したところ、開始3日目から軽躁状態を生じ、1週間後に悪化、サプリメント摂取の中止により改善した (PMID:27406927)
(PMID:27406927) Australas Psychiatry. 2017 Feb;25(1):13-14.

●「イノシトール」 (170720)
全体を見直し。

●「プラセンタ、胎盤」安全性:危険情報 (170720)
・新生児 (アメリカ) が、早期型B群溶血性連鎖球菌に感染し、抗生物質によって完治したが、5日後に再感染が確認された。母親が、自身の胎盤を加熱乾燥処理したカプセルを業者に依頼して調製し、出産3日後より2個×3回/日摂取しており、当該品からB群溶血性連鎖球菌が検出され、摂取中止と加療によって改善した (PMID:28662016)
(PMID:28662016) MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2017 Jun 30;66(25):677-678

●「ライコウトウ」安全性:医薬品等との相互作用 (170719)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、ライコウトウ由来のトリプトリドはCYP1A2、CYP3A4活性を阻害したが、CYP2A6、CYP2E1、CYP2D6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2C8活性に影響しなかった (PMID:26874845)
・in vitro試験 (ヒト結腸癌由来細胞) において、ライコウトウ由来のトリプトリドはP糖タンパク質活性に影響しなかった (PMID:26874845)
(PMID:26874845) Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2017 Feb;42(1):89-98.

●「イヌサフラン」安全性:危険情報 (170718)
・糖尿病、便秘症、前立制肥大症、過敏性腸症候群の既往歴がある80代男性 (日本) が、自宅で栽培していたイヌサフランをギョウジャニンニクと間違えてみそ汁の具として摂取したところ、数時間以内に嘔吐を生じ、その後も体調不良が継続し、約45時間後に呼吸停止状態となって救急搬送され、蘇生措置を受けたが死亡した。摂取した植物の残存片、胃内容物、血液、尿および組織中からコルヒチンが検出され、イヌサフラン摂取による急性コルヒチン中毒と診断された (2016275432) 。
(2016275432) 法医学の実際と研究2015 58 13-20

●「難消化性でんぷん」有効性:その他 (170714)
・健康またはメタボリックシンドロームの成人86名 (平均51.7±1.6歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、難消化性でんぷん (RS4) 30%含有小麦粉を通常の小麦粉と置き換えて12週間摂取させたところ (摂取量は自由) 、体脂肪率、総コレステロールの低下、除脂肪体重のわずかな増加が認められたが、体重、BMI、腹囲、血圧、空腹時血糖、食後血糖、HbA1C、LDLコレステロール、トリグリセリドに影響は認められず、HDLコレステロールが低下した (PMID:24478107)
(PMID:24478107) Mol Nutr Food Res. 2014 Jun;58(6):1365-9.

●「乳清」有効性:骨・筋肉 (170713)
・トレーニング習慣のある男性20名 (試験群11名、平均20.91±1.38歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、レジスタンストレーニングプログラム (トレーニング4週+休養2週+トレーニング4週) の計10週間、乳清タンパク質25 g/日 (トレーニング実施中はトレーニング日のみ) を摂取させたところ、体重、除脂肪体重、体脂肪量、大腿直筋断面積、運動パフォーマンス (レッグプレスの1RMおよび75%1RMでの反復回数) に影響は認められなかった (PMID:28328712)
(PMID:28328712) J Strength Cond Res. 2017 Apr;31(4):869-881.

●「アントシアニン」 (170712)
全体を見直し。

●「スピルリナ」有効性:循環器・呼吸器 (170712)
・2015年7月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報について検討したメタ分析において、スピルリナの摂取は総コレステロール (7報) 、LDLコレステロール (7報) 、トリグリセリド (7報) の低下、HDLコレステロール (7報) の上昇と関連が認められた (PMID:26433766)
(PMID:26433766) Clin Nutr. 2016 Aug;35(4):842-51.

●「ナトリウム」安全性:危険情報 (170711)
<被害事例>
・統合失調症のためオランザピンを服用中の36歳女性 (日本) が、精神科から退院した当日、食塩約200 gを約5〜6時間で摂取したところ、気分不良となり頻回の嘔吐を生じ、救急外来を受診。血清ナトリウム値と血漿浸透圧の異常高値、クモ膜下出血、意識消失が認められ、治療を受けたが、脳浮腫、尿崩症を呈し、脳機能停止に至り、発症37日後に死亡した (2017053990) 。
(2017053990) 日救急医会誌 2016 27(8) 251-5

●「ブロンドサイリウム」「ブラックサイリウム」安全性:危険情報 (170710)
<被害事例>
・肥満のため腹腔鏡下調節性胃バンディング術を受けた59歳女性 (フランス) が、便秘解消目的でサイリウム含有製品 (詳細不明) を摂取し始めたところ、胸の痛み、嚥下困難を生じ、サイリウム胃石による消化管閉塞と診断された (PMID:25771442)
(PMID:25771442) Surg Obes Relat Dis. 2015 Mar-Apr;11(2):483-4.

●「クコ」安全性:医薬品等との相互作用 (170707)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト酵素) において、クコ (L. barbarum) の新鮮果実の水抽出物はCYP2C19、CYP2D6、CYP3A5を、熱水抽出物はCYP2C19、CYP2D6を、80%エタノール抽出物はCYP2C9、CYP2C19を、乾燥果実の水抽出物はCYP2C19、CYP3A7を、熱水抽出物はCYP2C19、CYP2D6、CYP3A5を、80%エタノール抽出物はCYP2C9、CYP2C19、CYP3A5、CYP3A7を、市販または自家製ジュースはCYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4、CYP3A5、CYP3A7、CYP19、CYP4A11を中〜強度に阻害した (PMID:27352447)

(PMID:27352447) J Complement Integr Med. 2016 Sep 1;13(3):257-265.

●「ダイズ 」有効性:免疫・がん・炎症 (170706)
・2016年12月までを対象に3種のデータベースで検索できた前向き観察研究22報 (コホート研究21報、コホート内症例対照研究1報) について検討したメタ分析において、大豆の摂取量と胃がん、大腸がんの発症 (各8報、7報) および死亡 (各7報、2報) リスクに関連は認められなかった (PMID:28642459)
(PMID:28642459) Sci Rep. 2017 Jun 22;7(1):4048.

●「チャ (茶) 」有効性:脳・神経・感覚器 (170705)
・2014年8月までを対象に3つのデータベースで検索できた観察研究11報について検討したメタ分析において、茶の摂取量が多いと抑うつのリスク低下と関連が認められた (PMID:25657295)
(PMID:25657295) Aust N Z J Psychiatry. 2015 Apr;49(4):334-45.

●「ベラトルム・アルブム」安全性:危険情報 (170704)
ベラトルム・アルブムの誤食による健康被害が複数報告されている。
・高血圧症の62歳男性 (日本) が、山林で採取したバイケイソウを浅漬けにして数口摂取したところ、約2時間後に頻回の嘔吐および下痢、ふらつきを生じて救急外来を受診。低血圧、徐脈状態であったが加療により改善した (2016214587) 。
(2016214587) 恵寿総合病院医学雑誌 2016 4 40-42

●「カンゾウ」安全性:危険情報 (170703)
<被害事例>
・良性結腸ポリープと軽度高血圧の既往歴があり、ACE阻害薬を服用中の56歳女性 (アイルランド) が、毎日カンゾウ菓子を数ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、激しい頭痛と吐き気、視覚障害、発作を生じ、可逆性後白質脳症症候群と診断され、摂取中止と加療により改善した (PMID:25342161)
(PMID:25342161) Ir J Med Sci. 2016 Nov;185(4):945-947.