最新ニュース:詳細
画面を閉じる

 

 

タイトル

2017年4月更新の素材情報データベース

本文

2017年4月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「チャ (茶) 」安全性:危険情報 (170428)
<一般>
・2013年12月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験4報について検討したメタ分析において、緑茶抽出物の摂取は肝障害リスクと関連は認められなかった (PMID:27188915)
(PMID:27188915) Eur J Clin Nutr. 2016 Nov;70(11):1221-1229.

●「イソフラボン」有効性:循環器・呼吸器 (170427)
・2015年8月までを対象に7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報 (全て中国語) について検討したメタ分析において、虚血性脳卒中患者によるプエラリンの摂取は、基本的生活動作 (Barthel index:1報) 、神経障害 (16報) の改善と関連が認められたが、介入終了時点 (4報) または追跡終了時点 (2報) までの死亡および要介護リスクに影響は認められず、全体的に試験の質が低かった (PMID:26891451)
(PMID:26891451) Cochrane Database Syst Rev. 2016 Feb 18;2:CD004955.

●「イソフラボン」有効性:糖尿病・内分泌 (170426)
・2015年4月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験17報について検討したメタ分析において、閉経後女性による大豆イソフラボンの摂取 (摂取期間:≧3ヶ月間) は、空腹時血糖 (15報) 、空腹時インスリン濃度 (12報) 、HOMA-IR (12報) の低下と関連が認められたが、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:27004555)
(PMID:27004555) Mol Nutr Food Res. 2016 Jul;60(7):1602-14.

●「ビタミンD 」有効性:免疫・がん・炎症 (170425)
・2016年6月までを対象に8つのデータベースで検索できた無作為化比較試験4報について検討したメタ分析において、5歳未満の子供におけるビタミンDサプリメントの摂取は、肺炎 (2報) のリスクと関連が認められなかった (PMID:27826955)
(PMID:27826955) Cochrane Database Syst Rev. 2016 Nov 9;11:CD008824.

●「チャ (茶) 」有効性:循環器・呼吸器 (170424)
・2013年5月までを対象に5つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、緑茶やその抽出物、緑茶カテキンの摂取は収縮期血圧 (18報) 、総コレステロール (19報) 、LDLコレステロール (17報) の低下と関連が認められたが、拡張期血圧 (18報) 、HDLコレステロール (17報) 、トリグリセリド (17報) に影響は認められなかった (PMID:24675010)
(PMID:24675010) Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2014 Aug;24(8):823-36.

●「テアニン (グルタミン酸エチルアミド)」 (170421)
全体を見直し。

●「ハチミツ」安全性:危険情報 (170421)
mad honey 摂取との関連が疑われる健康被害が複数報告されている。
・18歳妊婦 (トルコ) が、ハチミツを数日間摂取したところ、息切れ、低血圧、徐脈を生じ、加療により回復した (PMID:26421888)
(PMID:26421888) J Obstet Gynaecol. 2016;36(1):60-1.

●「」「ハイビスカス」有効性:骨・筋肉 (170420)
・サッカー選手の男性54名 (イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、トレーニング後に緑茶抽出物 (18名、平均20.94±1.43歳) またはハイビスカス萼抽出物 (18名、平均20.71±1.26歳) を450 mg/日、6週間摂取させたところ、酸化ストレスマーカーである血清マロンジアルデヒド濃度の低下が認められ、ハイビスカス摂取群のみ総抗酸化能の上昇が認められたが、筋損傷マーカー (AST、CK、LDH) に影響は認められなかった (PMID:27736246)
(PMID:27736246) J Diet Suppl. 2017 May 4;14(3):346-357.

●「セロリ」安全性:医薬品等との相互作用 (170419)
<試験管内・動物>
・セロリ抽出物はin vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) においてCYP2A5、CYP2A6活性を抑制し、動物実験 (マウス) において肝CYP2A5活性を抑制した (PMID:28101244)
(PMID:28101244) Oncol Lett. 2016 Dec;12(6):5309-5314.

●「クミン」「コリアンダー」「アニス」「セロリ」「ウイキョウ (フェンネル)」安全性:危険情報 (170418)
<被害事例>
・春季、初夏、秋季にアレルギー症状を自覚する46歳女性 (日本) が、約5年前より食後のアナフィラキシー症状 (全身の膨疹、四肢の痺れ、呼吸困難、下痢、全身倦怠感など) を繰り返し経験、カレーとヨーグルトを摂取して発症したため医療機関を受診。特異的IgE検査で複数の花粉類 (カモガヤ、ハルガヤ、スギ、ヨモギ、ニガヨモギ、ヒノキ、ブタクサ) に対して陽性、プリックテストでクミン、コリアンダー、アニス、セロリ種子、ウイキョウ (フェンネル) に対して陽性を示し、花粉類との交差反応によるスパイスアレルギーと診断された (2017028885) 。
(2017028885) アレルギーの臨床 2016 36(11) 1072-5

●「ベニコウジ」安全性:危険情報 (170417)
<被害事例>
・53歳女性 (オランダ) がインターネットで購入したベニコウジサプリメントを4ヶ月間摂取したところ、筋肉痛、食物の逆流、食欲不振、疲労、心窩部痛を生じ、摂取中止により改善した (PMID:26810781)
(PMID:26810781) Drug Test Anal. 2016 Mar-Apr;8(3-4):315-8.

●「イワベンケイ」安全性:医薬品等との相互作用 (170414)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト酵素) において、市販イワベンケイ製品6種類はCYP3A4、CYP2D6、CYP1A2の活性を阻害したが、それぞれの製品に含有される活性成分 (rosavin、rosarin、rosin、tyrosol、salidroside) の量は異なり、阻害の程度は製品により大きく異なった (PMID:27572116)
(PMID:27572116) Pharm Biol. 2016 Dec;54(12):3249-3256.

●「トマト」「リコピン」有効性:循環器・呼吸器 (170413)
・2016年8月までを対象に3つのデータベースで検索できた介入試験21報 (検索条件:年齢>18歳) について検討したメタ分析において、トマトまたはトマト製品の継続摂取は、血中LDLコレステロール値 (6報) 、IL-6 (3報) の低下、血管拡張反応 (FMD) の上昇 (3報) と関連が認められた。リコピンの摂取は収縮期血圧 (5報) の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:28129549)
(PMID:28129549) Atherosclerosis. 2017 Feb;257:100-108.

●「ハチミツ」安全性:医薬品等との相互作用 (170412)
・健康な男性10名 (平均23.5±3.0歳、ナイジェリア) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化比較試験において、ナイジェリア産ハチミツ10 mL×2回/日または20 mL×2回/日を7日間摂取させたところ、キニーネ (抗マラリア薬:CYP3A4基質) の代謝に影響は与えなかった (PMID:26177778)
(PMID:26177778) J Clin Pharm Ther. 2015 Jul 14. doi: 10.1111/jcpt.12303. [Epub ahead of print]

●「クエン酸」安全性:危険情報 (170411)
<被害事例>
・精神疾患のある40代男性 (日本) が、20〜30倍に希釈する必要がある飲料の原液800 mL (クエン酸約90 g含有) を摂取して意識を失い、救急搬送された。血液pH、血圧、カルシウムイオン濃度の低下が認められ、加療したが代謝性アシドーシス、低血圧の状態から改善せず20時間後に死亡した (PMID:26594004)
(PMID:26594004) Leg Med (Tokyo). 2015 Nov;17(6):532-4.

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」安全性:危険情報 (170410)
<被害事例>
・出生時体重970 gの早産児 (オーストラリア) が腸形成術を受けた7日後からB.bifidum、L.aciophilusを含むとされるプロバイオティクス製品を45日間投与されたところ、L.rhamnosusによる敗血症を生じた。投与された製品からL.rhamnosusが検出されたことから、プロバイオティクス製品による敗血症と診断され、加療により改善した (PMID:26780534) 。以前の検出方法では、L.aciophilusとL.rhamnosusが区別できなかったことが混入の原因と思われる。
(PMID:26780534) Neonatology. 2016;109(3):186-9.

●「カルシウム」安全性:危険情報 (170407)
<被害事例>
・ANCA (抗好中球細胞質抗体) 関連血管炎の既往歴があり、オメプラゾール、スルファメトキサゾール - トリメトプリム、アレンドロネート、レボチロキシン、プラバスタチン、魚油サプリメント、マルチビタミンサプリメント (カルシウム600 mg/日、ビタミンD 400 mg/日含有) を飲用中の69歳女性 (アメリカ) が、腹部不快感のために制酸剤 (炭酸カルシウム9,000 mg/日含有) を4週間摂取したところ、吐き気、疲れ、腹部不快感、急性腎障害、全身性血管炎を示唆する症状、高カルシウム血症、代謝性アルカローシスを生じ、再発を疑われたが、制酸剤とマルチビタミンの摂取中止および加療により改善した (PMID:26932179)
(PMID:26932179) Clin Nephrol. 2016 May;85(5):289-95.

●「セイヨウグルミ」有効性:脳・神経・感覚器 (170406)
・大学生64名 (18〜25歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、セイヨウグルミ60 g/日含有バナナブレッドを8週間摂取させたところ、心理状態の総合的な指標であるPOMS (Profiles of Mood States) の結果に影響は認められなかった (PMID:27792133)
(PMID:27792133) Nutrients. 2016 Oct 25;8(11). pii: E668.

●「亜鉛」有効性:発育・成長 (170405)
・2014年10月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験21報について検討したメタ分析において、妊娠中の亜鉛サプリメント摂取は早産 (16報) のリスク低下と関連が認められたが、周産期死亡 (8報) 、胎内発育遅延 (8報) 、低出生体重 (14報) 、妊娠高血圧 (7報) 、前期破水 (2報) 、過期産 (3報) 、母児感染 (3報) 、羊水混濁 (2報) 、帝王切開 (6報) 、分娩後出血 (3報) 、高出生体重 (5報) 、低アプガー指数 (2報) 、新生児敗血症 (2報) 、呼吸窮迫症候群 (2報) 、先天性奇形 (6報) のリスクや出生体重 (17報) 、在胎期間 (7報) 、頭囲 (7報) 、6ヶ月齢時Zスコア (2報) 、中位上腕筋囲 (3報) に影響を与えなかった (PMID:25927101)
(PMID:25927101) Cochrane Database Syst Rev. 2015 Feb 2;2:CD000230.

●「アマニ・アマニ油」有効性:糖尿病・内分泌 (170404)
・II型糖尿病患者32名 (試験群18名、平均59.5±1.7歳、カナダ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アマニ油103 mg/kg/日を3ヶ月間摂取させたところ、BMI、空腹時血糖値、インスリン濃度、HOMA-IRに影響は認められなかった (PMID:27941179)
(PMID:27941179) Endocr Regul. 2016 Oct 1;50(4):183-193.

●「葉酸」「ビタミンB6」「ビタミンB12」有効性:脳・神経・感覚器 (170403)
・中高年女性3,925名 (試験群1,969名、平均60.5±8.2歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験の2次解析において、葉酸2.5 mg/日、ビタミンB6 50 mg/日、ビタミンB12 1 mg/日を平均7.3年間摂取させたところ、白内障の発症リスクに影響は認められなかった (PMID:26786311)
(PMID:26786311) Ophthalmic Epidemiol. 2016;23(1):32-9.