最新ニュース:詳細
画面を閉じる

 

 

タイトル

2017年2月更新の素材情報データベース

本文

2017年2月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「イソフラボン」有効性:免疫・がん・炎症 (170228)
・2015年8月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験23報について検討したメタ分析において、女性によるイソフラボン摂取は子宮内膜厚に影響を与えなかったが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:26967050)
(PMID:26967050) Oncotarget. 2016 Apr 5;7(14):17369-79.

●「エルダーベリー」有効性:免疫・がん・炎症 (170228)
・海外旅行者312名 (試験群158名、平均52±16歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、エルダーベリー抽出物を、旅行出発の10日前から2日前まで600 mg/日、出発前日から目的地到着後4日目まで900 mg/日摂取させたところ、介入期間中の風邪症状の軽減が認められたが、発症リスク、罹患日数、上気道感染関連QOL (WURSS-21) および健康関連QOL (SF-12) に影響は認められなかった (PMID:27023596)
(PMID:27023596) Nutrients. 2016 Mar 24;8(4):182.

●「ナガエカサ」安全性:医薬品等との相互作用 (170224)
・in vitro 試験 (ヒトCYP2C8タンパク) において、ナガエカサ水抽出物はCYP2C8活性を抑制した (PMID:27695271)

 「エキナセア」安全性:医薬品等との相互作用 (170224)
・in vitro 試験 (ヒトCYP2C8タンパク) において、エキナセア水抽出物はCYP2C8活性をわずかに抑制した (PMID:27695271)

 「センシンレン」安全性:医薬品等との相互作用 (170224)
・in vitro 試験 (ヒトCYP2C8タンパク) において、センシンレン水抽出物はCYP2C8活性をわずかに抑制した (PMID:27695271)

 「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用 (170224)
・in vitro 試験 (ヒトCYP2C8タンパク) において、イチョウ葉水抽出物はCYP2C8活性を抑制した (PMID:27695271)

(PMID:27695271) Pharmacognosy Res. 2016 Oct-Dec;8(4):292-297.

●「ケルセチン」有効性:循環器・呼吸器 (170223)
・2015年1月までを対象に、4つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験7報 (検索条件:期間≧2週間) について検討したメタ分析において、ケルセチンの摂取は、収縮期および拡張期血圧の低下と関連が認められたが、糖尿病患者を対象とした研究1報を除外した解析ではいずれも関連は認められなかった (PMID:27405810)
(PMID:27405810) J Am Heart Assoc. 2016 Jul 12;5(7)

●「カルニチン」有効性:肥満 (170222)
・2015年5月を対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報について検討したメタ分析において、L-カルニチンの摂取 (摂取期間:≧30日) は体重 (6報) 、BMI (5報) の低下と関連が認められたが、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:27335245)
(PMID:27335245) Obes Rev. 2016 Oct;17(10):970-6.

●「コーヒー」有効性:その他 (170221)
・2013年11月までを対象に、2つのデータベースで検索できた前向きコホート研究17報について検討したメタ分析において、コーヒーの摂取は全死亡率低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:25089347)
(PMID:25089347) Public Health Nutr. 2015 May;18(7):1282-91.

●「セイヨウカノコソウ」安全性:危険情報 (170220)
<被害事例>
・57歳男性 (オーストラリア) が風邪やインフルエンザ対策にセイヨウカノコソウ含有製品を2 g×3錠/日、3日間摂取したところ、継続する体調不良、食欲不振、無気力、暗色尿、腹部不快感、黄疸を生じ、セイヨウカノコソウによる肝毒性と診断され、加療により改善した (PMID:26813905)
(PMID:26813905) Intern Med J. 2016 Jan;46(1):118-9.

●「クルクミン」有効性:循環器・呼吸器 (170217)
・2015年11月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、クルクミンの摂取は血中IL-6濃度の低下と関連が認められた (PMID:27392742)
(PMID:27392742) Pharmacol Res. 2016 Sep;111:394-404.

●「ビルベリー」(170216)
全体を見直し。

●「アガーベ、マゲイ」「イヌリン」有効性:消化系・肝臓 (170216)
・健康な成人29名 (平均27±4.1歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、アガーベ由来イヌリンを5.0 g/日または7.5 g/日、21日間摂取させたところ、糞便中の優勢菌占有率において、いずれの摂取量でBifidobacteriumの増加、Desulfovibrioの減少、5.0 g摂取でLachnobacteriumの減少、7.5 g摂取でRuminococcusが認められたが、糞便のpH、代謝最終産物量、短鎖脂肪酸含有率に影響は認められなかった (PMID:26203099)
(PMID:26203099) J Nutr. 2015 Sep;145(9):2025-32.

●「クランベリー」有効性:生殖・泌尿器 (170215)
・前立腺がん患者40名 (試験群20名、平均68歳、ニュージーランド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クランベリーカプセル (プロアントシアニジン72 mg含有) 1個/日を放射線治療中および治療後2週間摂取させたところ、QOL (EPIC) 12項目中1項目のみ改善が認められたがその他項目や膀胱炎リスクに影響は認められなかった (PMID:24993395)
(PMID:24993395) Support Care Cancer. 2015 Jan;23(1):95-102.

●「カカオ」有効性:その他 (170214)
・健康な40歳以上の女性62名 (試験群31名、平均63.3±13.9歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ココア粉末4 g/日含有飲料を24週間摂取させたところ、目じりのしわの指標5項目中2項目 (Rm、Rz) 、肌の弾力の改善が認められたが、皮膚水分量および経表皮水分蒸散量に影響は認められなかった (PMID:26581682)
(PMID:26581682) J Nutr. 2016 Jan;146(1):46-50.

●「ジギタリス」安全性:危険情報 (170213)
<被害事例>
コンフリーと間違えてジギタリスを摂取したことによる中毒例が報告されている。個々の症例は下記のとおり。
・63歳女性 (イギリス) が不眠症対策の目的でコンフリーとして購入したハーブ茶を摂取したところ、数時間後から嘔吐、動悸、前失神発作を生じ、救急搬送された。不整脈と徐脈が認められ、血中ジゴキシン濃度が高かったことから、摂取したハーブ茶はコンフリーではなくジギタリスであったと考えられ、加療により改善した (PMID: 27908913)
(PMID: 27908913) BMJ Case Rep. 2016 Dec 1;2016. pii: bcr2016216995.

●「ギムネマ・シルベスタ」安全性:医薬品等との相互作用 (170210)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム)において、ギムネマ・シルベスタ葉のクロロホルム抽出物はCYP1A2、CYP3A4の活性を阻害したが、CYP2C9、CYP2D6、CYP2C8の活性には影響を与えなかった。酢酸エチル抽出物はCYP1A2、CYP2C9、CYP3A4の活性を阻害したが、CYP2D6、CYP2C8の活性には影響を与えなかった。メタノール抽出物はCYP2C8の活性を阻害したが、CYP1A2、CYP2C9、CYP2D6、CYP3A4の活性には影響を与えなかった。水抽出物、n-ヘキサン抽出物、デアシルギムネミン酸はいずれのCYPにも影響を与えなかった (PMID:27761064)
(PMID:27761064) Pharmacogn Mag. 2016 Jul;12(Suppl 4):S389-S394.

●「ミルラ、ミルラノキ」安全性:危険情報 (170209)
<被害事例>
・4回の流産経験がある不妊症の32歳女性 (サウジアラビア) が、体外受精により妊娠した直後から、伝統的治療師の助言に従って、流産予防を目的にミルラ樹脂を水に溶かしたものを2カップ/日摂取していたところ、妊娠9週目に右下腹部を中心とする腹痛、2日間続く悪心、嘔吐を生じ、医療機関を受診。ミルラの摂取中止と加療によって回復し、妊娠38週で正常分娩した (PMID:28050964)
(PMID:28050964) JBRA Assist Reprod. 2016 Dec 1;20(4):257-258.

●「クロム」有効性:糖尿病・内分泌 (170208)
・2013年5月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験25報について検討したメタ分析において、糖尿病患者によるクロムの摂取は、HbA1c (14報) 、空腹時血糖値 (24報) 、血中トリグリセリド (12報) の低下、HDLコレステロール (11報) の増加と関連が認められたが、いずれも試験によるバラツキが大きく、総コレステロール (15報) 、LDLコレステロール (10報) に影響は与えなかった (PMID:24635480)
(PMID:24635480) J Clin Pharm Ther. 2014 Jun;39(3):292-306.

●「ビタミンC」安全性:危険情報 (170207)
<被害事例>
・オレンジに対するアレルギーのためビタミンCを多く含む野菜、果物の摂取を避けていた51歳男性 (アメリカ) が、アスコルビン酸サプリメントを摂取して1時間以内に蕁麻疹を生じた。歯牙欠損、下肢の浮腫と痛み、斑状出血、紫斑等の症状が認められ、アスコルビン酸に対するアレルギーと、自主的な制限食を原因とする壊血病と診断された。アスコルビン酸減感作療法およびビタミン補充により改善した (PMID:26990475)
(PMID:26990475) Dermatol Online J. 2016 Jan 15;22(1).

●「スルフォラファン」 (170207)
全体を見直し。

●「ブロッコリー」安全性:危険情報 (170206)
<被害情報>
・アレルギー歴のない73歳男性 (日本) がブロッコリーを摂取し、30分後に呼吸困難、唇と瞼の腫脹を生じ、プリックテストにてブロッコリー、ヨモギ、マスタードに陽性を示したため、ブロッコリー摂取で誘発されたアレルギーと診断された (PMID:27478657)
(PMID:27478657) Case Rep Dermatol Med. 2016;2016:8413767.

●「コンドロイチン硫酸」安全性:動物他での毒性試験 (170203)
1. NOAEL (無毒性量)
・合成コンドロイチン硫酸を投与:ラット経口1000 mg/kg/日 (PMID:2710807)
2. その他
・動物実験 (ラット) において、合成コンドロイチン硫酸の1000 mg/kg/日、90日間経口摂取は、生化学的、遺伝的、いずれの毒性も示さなかった (PMID:2710807)
(PMID:2710807) Food Chem Toxicol. 2016 Jul;93:89-101.

●「チャ」安全性:医薬品等との相互作用 (170202)
<試験管内・動物>
・動物実験 (マウス) において、3%緑茶ポリフェノール含有餌の4週間摂取は、肝臓のmRNA発現においてCYP1A2、CYP2D22、CYP2E1、CYP3A13には影響せず、CYP2C37を誘導、CYP3A11、CYP3A16、CYP3A25を阻害し、タンパク質発現においてCYP1A、CYP2D、CYP2Eには影響せず、CYP2Cを誘導、CYP3Aを阻害し、CYP3A活性も阻害した (PMID:27130545)
(PMID:27130545) Eur J Pharm Sci. 2016 Jun 30;89:137-45.

●「コラーゲン」安全性:危険情報 (170201)
<被害事例>
コラーゲン使用との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
・アトピー性皮膚炎の改善を目的として酵素処理した魚由来コラーゲン含有保湿液を15ヶ月間使用していた30歳女性 (日本) が、加水分解魚由来コラーゲンペプチド含有サプリメント1包を摂取して数分以内に口唇の腫れ、目、喉、性器の痒み、気管収縮を生じることを2回経験した。さらに、サプリメントと同じ魚由来コラーゲンペプチド含有グミ1個を摂取して同様の症状を生じた。プリックテストで、魚由来ゼラチン、使用していた3製品およびこれらに含まれていたコラーゲンに陽性を示した。保湿液によって経皮感作した低分子コラーゲンの経口摂取を原因とするアナフィラキシーと診断された (PMID:27569115)
(PMID:27569115) Allergol Int. 2016 Oct;65(4):474-476.