最新ニュース:詳細
画面を閉じる

 

 

タイトル

2016年11月更新の素材情報データベースII

本文

2016年11月28日〜30日の素材情報の更新は下記の通りです。

●「ヨウ素」安全性:危険情報 (161130)
・妊娠高血圧の女性 (日本) が、妊娠初期から減塩のため自家製昆布だし約1 L (ヨウ素約900μg含有) /日と即席スープを用いた食事をほぼ毎日摂取していたところ、在胎35週で出生した新生児において、39日齢時に高TSH血症、低サイロキシン血症、45日齢時にサイログロブリン高値が確認された。投薬治療開始後も尿中ヨウ素が高値であったが、女性の昆布だしとスープの摂取中止によって改善し、妊娠中および授乳期の母体ヨウ素過剰摂取による甲状腺機能低下症と診断された (2016337984) 。
(2016337984) 小児内科 2016 48(6) 927-9

●「コエンザイムQ10、ユビキノン、ビタミンQ」有効性:糖尿病・内分泌 (161129)
・2016年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験16報について検討したメタ分析において、コエンザイムQ10の摂取は、空腹時血糖値 (11報) の低下と関連が認められたが、試験によるバラツキが大きく、空腹時インスリン濃度 (4報) 、HbA1c (11報) に影響は与えなかった (PMID:27544669)
(PMID:27544669) Arch Iran Med. 2016 Aug;19(8):588-96.

●「カンゾウ、甘草、リコリス」(161129)
全体見直し。

●「カロテン」安全性:危険情報 (161129)
<被害事例>
β-カロテンの過剰摂取との因果関係が疑われる柑皮症の症例は下記の通り。
・骨髄異形成症候群の既往歴があり、骨折のため入院中の63歳女性 (日本) が、1日1、2錠内服と記載されていたβ-カロテン含有サプリメントを、知人の勧めで9錠/日 (β-カロテン81 mg/日) 、2ヶ月間摂取していたところ、皮膚黄染を呈し、血中β-カロテン値が高値を示したため柑皮症と診断。サプリメントの摂取中止により回復した (2016355253) 。
(2016355253) 皮膚臨床 2016 58(8) 1283-6

●「クリルオイル」有効性:免疫・がん・炎症 (161128)
・男女37名 (試験群18名、平均25±5歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クリルオイル2 g/日を6週間摂取させたところ、トライアル3時間後の末梢血単核細胞のIL-2産生能、ナチュラルキラー細胞の細胞障害活性の上昇が認められたが、その他の免疫機能の指標 (血漿IL-6、マロンジアルデヒド濃度、末梢血単核細胞のIFN-γ、IL-4、IL-10、IL-17産生能) 、自転車タイムトライアルの成績、トライアル中の心拍数、酸素摂取量に影響は認められなかった (PMID:26407095)
(PMID:26407095) PLoS One. 2015 Sep 25;10(9):e0139174.