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2016年11月更新の素材情報データベースI

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2016年11月1日〜28日の素材情報の更新は下記の通りです。

●「アスタキサンチン」「ルテイン」安全性:医薬品等との相互作用 (161128)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム、ヒト酵素) において、β-クリプトキサンチン、ルテイン、カンタキサンチンはUDP-グルクロン酸転移酵素 (UGT) 活性をわずかに阻害したが、アスタキサンチン、ゼアキサンチンは影響を与えなかった (PMID:27529203)
(PMID:27529203) Molecules. 2016 Aug 12;21(8). pii: E1052.

●「キャラウェイ、ヒメウイキョウ」安全性:危険情報 (161125)
<被害事例>
・下垂体腺腫切除経験、ダニ、花粉、犬に対するアレルギー、およびピスタチオ摂取による口腔の痒みを経験したことのある47歳女性 (スペイン) が、夕食の4時間後に嘔吐、下痢、掌と足底から全身に派生する痒み、紅斑、呼吸困難を生じて救急外来を受診。血圧低下、頻脈、聴診音減弱を呈したが、加療によって回復した。プリックテストで複数のセリ科の植物に対して陽性を示し、夕食で摂取したソーセージに含まれていたキャラウェイを原因とするアナフィラキシーと診断された (PMID:27326993)
(PMID:27326993) J Investig Allergol Clin Immunol. 2016;26(3):200-1.

●「イチョウ葉エキス」有効性:脳・神経・感覚器 (161125)
・2014年8月までを対象に7つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ比較試験8報について検討したメタ分析において、中国人による統合失調症治療薬とイチョウ葉エキスの併用は、治療薬単独に比較し、全症状 (7報) および陰性症状 (8報) の軽減と関連が認められた (PMID:25980333)
(PMID:25980333) Psychiatry Res. 2015 Jul 30;228(1):121-7.

●「マンガン」安全性:危険情報 (161124)
<被害事例>
・55歳男性 (アメリカ) が、高濃度のマンガン含有塵に暴露する環境で勤務していたところ、腕と手の甲にうろこ状の紅斑を5年間にわたって経験し、パッチテストでマンガンに陽性を示した。ステロイド塗布を続けていたが症状が継続し、工場勤務を辞めて3年後に改善した (PMID:25207694)
(PMID:25207694) Dermatitis. 2014 Sep-Oct;25(5):280-1.

●「プロポリス」安全性:危険情報 (161124)
<その他>
・アレルギー検査を受けた患者4,017名 (アメリカ) において、コロホニー (マツ科樹液) アレルギー患者 (82名) はプロポリスと交叉感作を起こしやすく、プロポリスアレルギー患者 (112名) は、コロホニー、ペルーバルサムと交叉感作を起こしやすかった (PMID:27172306)
(PMID:27172306) Dermatitis. 2016 May-Jun;27(3):123-6.

●「カンゾウ」安全性:危険情報 (161122)
<被害事例>
・66歳男性 (アメリカ) が、末梢神経障害による痛みを紛らわせる目的でリコリス含有咳止めドロップを160錠/日 (約240 g、グリチルリチン288 mg含有) を摂取していたところ、摂取開始と同時期から高血圧、低カリウム血症状態が4ヶ月間にわたって継続。検査の結果、代謝性アルカローシス、尿中遊離コルチゾール上昇が認められた。ドロップの減量 (80錠/日) で血清カリウム値のみ改善、摂取中止でその他の症状も改善した (PMID:26212733)
(PMID:26212733) J Clin Hypertens (Greenwich). 2016 Feb;18(2):159-60.

●「アマニ、アマニ油」有効性:生殖・泌尿器 (161122)
・3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、アマニの摂取はエストラジオール (2報) の増加と関連が認められたが、卵胞刺激ホルモン (2報) 、ホットフラッシュの症状 (3報) や回数 (2報) に影響は与えなかった (PMID:27462550)
(PMID:27462550) Avicenna J Phytomed. 2016 May-Jun;6(3):273-83.

●「フコイダン」(161122)
全体見直し。

●「カンゾウ」安全性:医薬品等との相互作用 (161121)
<試験管内・動物>
・動物実験 (マウス) において、グリチルレチン酸の経口投与はCYP3A4、CYP2C9、CYP2C19活性とCYP3A11、CYP2C27、CYP2C39遺伝子発現を抑制したが、CYP2A6、CYP2D6活性やCYP2A4、CYP2D22遺伝子発現に影響を与えなかった。また、in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) においてCYP3A4、CYP2C9、CYP2C19活性を阻害したが、CYP2A6、CYP2D6、CYP2E1活性に影響を与えなかった。 (PMID:26712778)
(PMID:26712778) Int J Environ Res Public Health. 2015 Dec 25;13(1):84.

●「アガリクス」安全性:危険情報 (161118)
・75歳肺がん男性患者 (日本) が、治療中にアガリクスとフコイダンを約2ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 急性肝障害を生じ、摂取中止と加療により回復した (2014145301) 。
(2014145301) Clinical Journal of Gastroenterology. 2013; 6(2): 139-44.

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:免疫・がん・炎症 (161118)
・2015年10月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討したメタ分析において、シンバイオティクス摂取は、アトピー性皮膚炎の重症度スコア (6報) の改善と関連が認められたが、発症リスク (2報) には影響を与えず、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:26810481)
(PMID:26810481) JAMA Pediatr. 2016 Mar;170(3):236-42.

●「カルシウム」「ビタミンD」有効性:骨・筋肉 (161117)
<骨>
・2013年4月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験 (検索条件:期間≧6ヶ月) を対象に検討したメタ分析において、男性によるカルシウム単独またはカルシウムとビタミンDの併用は大腿骨頸部 (4報) 、腰椎 (6報) 、全身 (3報) 、腰 (4報) の骨密度 (BMD) 増加と関連が認められた (PMID:25675442)
(PMID:25675442) Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2015 Oct;25(5):510-24

●「ショウガ」安全性:危険情報 (161117)
<被害事例>
・高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、甲状腺機能低下症の既往歴があり、複数の医薬品を服用していた83歳女性 (日本) が、夜間の下腿の冷え、こむら返りの改善目的で健康補助食品の黒生姜湯を夜間に摂取したところ、翌朝より動悸が持続し医療機関を受診。頻脈性心房細動が認められ、投薬治療後4日間動悸が続いたが、生姜湯の摂取中止により改善。摂取していた生姜湯が原因と思われる発作性心房細動発症と診断された (2016308001) 。
(2016308001) 内科 2016 118(1) 155-9

●「セイヨウオトギリソウ」安全性:危険情報 (161116)
<被害事例>
・37歳女性 (スペイン) が、不眠症からくる疲労の改善目的でセイヨウオトギリソウ900 mg/日を1週間摂取したところ、鼻に痒みを伴う発疹が生じ、首、背中に広がり、落葉性天疱瘡と診断された。セイヨウオトギリソウの摂取中止と加療により改善した (PMID:27579342)
(PMID:27579342) JAAD Case Rep. 2016 Jul;2(4):326-8

●「ブロッコリー」有効性:免疫・がん・炎症 (161115)
・健康な喫煙者の男性17名 (平均21.8±2.7歳、イタリア) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、ブロッコリー250 g/日を10日間摂取させたところ、血漿炎症マーカー濃度 (CRP、TNF-α、IL-6、可溶性IL-6受容体) およびアディポネクチン濃度に影響は認められなかった (PMID:23992556)
(PMID:23992556) Int J Food Sci Nutr. 2014 Feb;65(1):106-11

●「クルクミン」「ウコン」有効性:免疫・がん・炎症 (161115)
・2016年4月までを対象に9つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報について検討したメタ分析において、関節炎患者によるウコン抽出物またはクルクミンの摂取は、痛みの自覚、痛みの自覚と評価スコアの減少と関連が認められ、鎮痛剤と差は認められなかったが、試験によるバラツキが大きかった (PMID:27533649)
(PMID:27533649) J Med Food. 2016 Aug;19(8):717-729.

●「セイヨウクロタネソウ」有効性:肥満 (161114)
・肥満女性84名 (試験群43名、平均41.5±11.7歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、低エネルギー食とともに、セイヨウクロタネソウオイル1 g×3回/日を8週間摂取させたところ、ヒマワリ油の摂取と比較して、体重、ウエスト径、ウエスト/ヒップ比、血清トリグリセリド値、VLDL値の低下が認められたが、その他の血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール) 、ヒップ径、血圧に影響は認められなかった (PMID:26029855)
(PMID:26029855) Food Funct. 2015 Jun;6(6):2041-8.

●「難消化性デキストリン」(161114)
難消化性デキストリンの情報のみをデキストリンより分割し、全体を見直し。

●「デキストリン」(161114)
難消化性デキストリンを除くデキストリンとして、全体を見直し。

●「カシュー (カシューナッツ)」安全性:危険情報 (161111)
<被害事例>
・64歳男性 (アメリカ) が、生カシューナッツ8オンス (約227 g) /日を毎晩、1ヶ月間摂取したところ、臀部から背中、四肢に広がるびまん性発疹、紅斑を生じ、ステロイド治療により2週間で回復。その3ヶ月後より血中肝機能マーカー (ALT、AST) が一年に渡り高値を示し、肝生検で炎症、壊死が認められた。生のカシューナッツに含まれるアナカルジン酸を原因とする薬剤起因性自己免疫性肝炎と診断され、加療によって回復した (PMID:27807585)
(PMID:27807585) ACG Case Rep J. 2016 Sep 28;3(4):e133.

●「クレアチン」有効性:循環器・呼吸器 (161110)
・20歳以下の男性サッカー選手23名 (平均17.6±0.5歳、試験群12名、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クレアチン0.3 g/kg体重を7日間摂取させたところ、運動後の血漿中グアニジノ酢酸濃度の低下が認められたが、ホモシステイン、ビタミンB12、葉酸、総チオール濃度、赤血球中S-アデノシルメチオン、S-アデノシルホモシステイン量に影響は認められなかった (PMID:24318038)
(PMID:24318038) Eur J Nutr. 2014 Sep;53(6):1355-61.

●「セレン」有効性:循環器・呼吸器 (161109)
・健康な高齢者491名 (デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、セレン100μg/日 (124名、平均66.4±4.2歳) 、200μg/日 (122名、平均66.3±4.4歳) 、300μg/日 (119名、平均66.5±4.1歳) を5年間摂取させたところ、血漿中総コレステロール、HDLコレステロール、非HDLコレステロール、総/HDLコレステロール比に影響は認められなかった (PMID:26420334)
(PMID:26420334) Br J Nutr. 2015 Dec 14;114(11):1807-18.

●「レスベラトロール」有効性:糖尿病・内分泌 (161108)
・メタボリックシンドロームの男性66名 (デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、トランスレスベラトロールを75 mg×2回/日 (低用量、21名、平均48.6±1.5歳) または500 mg×2回/日 (高用量、21名、平均51.5±1.3歳) 、4ヶ月間摂取させたところ、高用量でのみ血清DHEAおよびDHEA硫酸抱合体濃度の低下が認められたが、その他の血清ホルモン濃度 (アンドロステロン、17α-ヒドロキシプロゲステロン、テストステロン、デヒドロテストステロン、エストラジオール、エストロン、コルチゾール) 、性ホルモン結合グロブリン濃度、血清PSA濃度、前立腺容積に影響は認められなかった (PMID:25939591)
(PMID:25939591) Prostate. 2015 Sep;75(12):1255-63.

●「セイヨウオトギリソウ」有効性:脳・神経・感覚器 (161108)
・2015年4月までを対象に6つのデータべースで検索できた無作為比較試験 (検索条件:期間>4週間) 27報について検討したメタ分析において、うつ患者によるセイヨウオトギリソウ抽出物の摂取は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) と比較し、臨床反応 (24報) 、寛解 (18報) 、ハミルトンうつ病スコアの変化 (22報) に差は認められず、SSRIより有害反応 (19報) は少なかった (PMID:27468236)
(PMID:27468236) Neuropsychiatr Dis Treat. 2016;12:1715-23.

●「乳清」有効性:免疫・がん・炎症 (161107)
・コントロール不良のアトピー性皮膚炎患者42名 (試験群24名、平均28.62±2.30歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、乳清30 g/日+アメリカネナシカズラ種子抽出物2,000 mg/日を15日間摂取させたところ、自己評価による掻痒感の改善が認められたが、皮膚の保湿性、弾力性、色、表面のpH、皮脂量および痒みによる睡眠障害の程度に影響は認められなかった (PMID:26151244)
(PMID:26151244) J Ethnopharmacol. 2015 Aug 22;172:325-32.

●「デビルズクロー」安全性:危険情報 (161107)
<被害事例>
・健康な62歳女性 (イタリア) が、手の関節炎のためにデビルズクロー500 mg/日を2週間摂取したところ、頭痛、めまい、血圧の上昇、頻脈を生じ、全身性高血圧と診断された。デビルズクローの摂取中止と加療により改善した (PMID:26094951)
(PMID:26094951) J Clin Hypertens (Greenwich). 2015 Nov;17(11):908-10.

●「ニーム、ニームノキ」安全性:危険情報 (161104)
<被害事例>
・3ヶ月齢男児 (インド) が、消化不良のため母親からニームノキ油5 mLを経口的に与えられたところ、意識不明となり医療機関を受診。頻脈、頻呼吸、代謝性アシドーシスを呈したが、加療により回復し、ニームノキ油中毒と診断された (PMID:24522945)
(PMID:24522945) Indian J Pediatr. 2014 Sep;81(9):955.

●「クレアチン」有効性:その他 (161104)
・2013年6月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験12報について検討したメタ分析において、中高年者によるレジスタンス運動とクレアチン摂取の併用は、体重 (9報) 、徐脂肪体重 (8報) 、脚力 (6報) 、大胸筋力 (6報) の増加、30秒立ち上がりテスト (3報) の向上と関連が認められた (PMID:24576864)
(PMID:24576864) Med Sci Sports Exerc. 2014 Jun;46(6):1194-203.

●「グリシン、グリココル、アミノ酢酸」(161101)
全体見直し。

●「ビタミンC」「ビタミンE」有効性:脳・神経・感覚器 (161101)
・軽度認知症の高齢者256名 (試験群127名、平均66.5±0.39歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンE 300 mg/日、ビタミンC 400 mg/日を1年間摂取させたところ、血中MDAの増加抑制、総抗酸化能、グルタチオンの増加が認められたが、血中8-OHdG濃度および認知機能評価 (MMSE) に影響は認められなかった (PMID:24326981)
(PMID:24326981) Eur J Nutr. 2014 Aug;53(5):1255-62.