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2016年4月更新の素材情報データベース II

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2016年4月18日〜30日の素材情報の更新は下記の通りです。

●「オリーブ」有効性:循環器・呼吸器 (160428)
・健康な男女45名 (平均30.1±8.3歳、マレーシア) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、血中の脂質、ホモシステイン、炎症マーカーに対する脂質の影響を検討する目的で、脂質供給源の3分の2をココナッツオイル、パームオレイン、オリーブオイルとした脂質エネルギー比30%食を5週間摂取させたところ、オリーブオイルの摂取は、パームオレインとの差は認められなかったが、ココナッツオイル摂取に比べて、空腹時および非空腹時の血清総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロールで低値を示した。血清トリグリセリド、総コレステロール/HDLコレステロール比、血漿総ホモシステイン、血清炎症マーカー (TNF-α、IL-1β、IL-6、高感度CRP、IFN-γ、IL-8) に影響は認められなかった (PMID:22030224)

●「ココナッツオイル」有効性:循環器・呼吸器 (160428)
・健康な男女45名 (平均30.1±8.3歳、マレーシア) を対象としたクロスオーバー無作為化比較試験において、血中の脂質、ホモシステイン、炎症マーカーに対する脂質の影響を検討する目的で、脂質供給源の3分の2をココナッツオイル、パームオレイン、オリーブオイルとした脂質エネルギー比30%食を5週間摂取させたところ、ココナッツオイルの摂取により、パームオレインに比べて非空腹時血清総コレステロール、オリーブオイルに比べて空腹時および非空腹時の総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロールで高値を示した。血清トリグリセリド、総コレステロール/HDLコレステロール比、血漿総ホモシステイン、血清炎症マーカー (TNF-α、IL-1β、IL-6、高感度CRP、IFN-γ、IL-8) に影響は認められなかった (PMID:22030224)

(PMID:22030224) Am J Clin Nutr. 2011 Dec;94(6):1451-7.

●「クロガラシ、ブラックマスタード」「シロガラシ、ホワイトマスタード」安全性:危険情報 (160428)
<被害事例>
・29歳男性 (アメリカ) が自家製のキヌア料理を摂取した30分以内に顔の腫れ、フラッシング症状、下肢蕁麻疹、胸部圧迫感、嘔吐を生じ、プリックテストにて、マスタードシードによるアナフィラキシーと診断された (PMID:25733093)
(PMID:25733093) BMJ Case Rep. 2015 Mar 2;2015.

●「」有効性:免疫・がん・炎症 (160427)
・妊婦470名 (試験群237名、中央値24.0歳、ケニア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、鉄平均5.7 mg/日含有の強化食に加えて、鉄60 mg/日を妊娠13〜23週より出産後1ヶ月まで摂取させたところ、子の出生体重の増加、早産リスクの低下が認められたが、妊娠中のマラリア感染リスクに影響は認められなかった (PMID:26348751)
(PMID:26348751) JAMA. 2015 Sep 8;314(10):1009-20.

●「カリウム」有効性:循環器・呼吸器 (160427)
・健康成人36名 (平均65.8±8.8歳、オランダ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較において、ナトリウム2.4 g/日、カリウム2.3 g/日、エネルギー2,500 kcalのコントロール食とともにカリウムサプリメント2.8 g/日を4週間摂取させたところ、収縮期・拡張期血圧、血中IL-8濃度の低下、血流依存性血管拡張反応 (FMD) の増加が認められたが、その他の内皮機能・炎症マーカーに影響は認められなかった (PMID:26343780)

 「ナトリウム」安全性:危険情報 (160427)
・健康成人36名 (平均65.8±8.8歳、オランダ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較において、ナトリウム2.4 g/日、カリウム2.3 g/日、エネルギー2,500 kcalのコントロール食とともにナトリウムサプリメント3.0 g/日を4週間摂取させたところ、血流依存性血管拡張反応 (FMD) や、その他の内皮機能・炎症マーカーに影響は認められなかったが、収縮期・拡張期血圧、血中endothelin-1濃度の上昇が認められた (PMID:26343780)

(PMID:26343780) Br J Nutr. 2015 Nov 14;114(9):1419-26.

●「S-アデノシルメチオニン」 (160426)
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●「クルクミン」安全性:医薬品等との相互作用 (160426)
<試験管内・動物>
・クルクミンは、in vitro試験 (ラット肝ミクロソーム) においてCYP1A、CYP2D活性に影響を与えず、CYP3Aの活性を阻害したが、動物実験 (ラット) における経口投与ではブスピロン (CYP3A基質、抗不安薬) の薬物動態に影響は与えなかった (PMID:27013798)
(PMID:27013798) Pharmacogn Mag. 2015 Oct;11(Suppl 4):S580-4.

●「葉酸」有効性:免疫・がん・炎症 (160425)
・2015年9月までを対象に5つのデータベースで検索できた観察研究10報 (コホート研究4報、症例対照研究6報) について検討したメタ分析において、炎症性腸疾患患者による葉酸摂取は、大腸がん発症リスクの低下と関連が認められた (PMID:26905603)
(PMID:26905603) J Clin Gastroenterol. 2016 Feb 22.

●「ロイシン」安全性:医薬品等との相互作用 (160425)
<ヒト>
・健康成人7名 (19〜40歳、スウェーデン) を対象とした試験において、L-ロイシンは、アンチピリン(解熱鎮痛薬) 、ベンセラジド (レボドパの補助薬) の腸内吸収に影響しなかったが、レボドパ (パーキンソン治療薬) の腸内吸収を減少させた (PMID:8471400)
(PMID:8471400) Br J Clin Pharmacol. 1993 Mar;35(3):243-50.

●「コエンザイムQ10」有効性:循環器・呼吸器 (160422)
・2013年12月までを対象に7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、健常者またはスタチン (高脂血症治療薬) を使用していない心血管疾患リスク保有者によるコエンザイムQ10の摂取は、拡張期血圧 (2報) 、血中脂質 (総コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド (各1報) ) に影響は認められず、収縮期血圧 (2報) に対する影響は、試験によるバラツキが大きく評価できなかった (PMID:25474484)
(PMID:25474484) Cochrane Database Syst Rev. 2014;12:CD010405.

●「ビタミンD」有効性:糖尿病・内分泌 (160422)
・肥満の青少年47名 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、ビタミンD3を2,000 IU/日 (24名、平均15.1±1.9歳) 、12週間摂取させたところ、400 IU/日摂取させた群 (23名、平均15.0±1.9歳) と比較して、体格 (体重、BMI) 、糖代謝 (空腹時血糖値、空腹時インスリン濃度、HOMA-IR、QUICKI、インスリン感受性、インスリン分泌能) 、血中脂質 (トリグリセリド、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール) に影響は認められなかった (PMID:25644349)
(PMID:25644349) J Nutr. 2015 Feb;145(2):284-90.

●「朝鮮ニンジン (オタネニンジン、高麗人参)」安全性:医薬品等との相互作用 (160421)
<ヒト>
・抑うつ、胃食道逆流症などの既往歴があり、鹿の幼角、朝鮮ニンジンを4ヶ月前から摂取していた44歳男性 (アメリカ) が、強直間代発作を生じラモトリギン (抗てんかん薬) を服用し始めたところ、19日後から頭痛、35日後に掻痒性発疹、43日後に全身性びまん性発疹を生じた。ラモトリギンの服用を中止したが、発疹と頭痛が継続し、服用中止から11日目には筋肉痛、嘔吐を生じ、好酸球増加と全身症状を伴う薬疹 (DRESS症候群) と診断され、薬物相互作用の評価DIPSにて5 (probable) であったことから、朝鮮ニンジンとラモトリギンの相互作用によるものと考えられた (PMID:25756365)
(PMID:25756365) Pharmacotherapy. 2015 Mar;35(3):e9-e12.

●「」有効性:糖尿病・内分泌 (160421)
・2015年1月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験10報について検討したメタ分析において、2型糖尿病患者における茶 (緑茶、紅茶、ウーロン茶、各抽出物、カテキン) の摂取は、空腹時インスリン濃度の低下抑制 (5報) と関連が認められたが、その他の糖代謝関連指標 (空腹時血糖値、HbA1c、HOMA-IR) 、体重、BMI、ウエスト径、収縮時血圧、拡張期血圧、血清脂質 (トリグリセリド、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 、レプチン、アディポネクチン、グレリン、クレアチニン、尿素窒素に影響は認められなかった (PMID:25689396)
(PMID:25689396) Diabetes Metab Res Rev. 2016 Jan;32(1):2-10

●「セイヨウクロタネソウ」有効性:生殖・泌尿器 (160420)
・不妊男性68名 (試験群34名、平均31.5±1.1歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、セイヨウクロタネソウ種子油2.5 mL×2回/日を2ヶ月間摂取させたところ、精子数、運動性、正常形態率、精液量等の増加が認められた (PMID:24680621)
(PMID:24680621) Phytomedicine. 2014 May 15;21(6):901-5.

●「アマニ、アマニ油」有効性:免疫・がん・炎症 (160420)
・2015年10月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、アマニまたはアマニ油、リグナンの摂取は、血中CRP濃度に影響を与えなかった (PMID:26959052)
(PMID:26959052) Nutrients. 2016 Mar 4;8(3)

●「乳酸菌・ビフィズス菌など」有効性:糖尿病・内分泌 (160419)
・2015年6月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験11報について検討したメタ分析において、況薪尿病患者または糖尿病リスク因子保有者によるプロバイオティクスの摂取は、空腹時血糖値 (11報) 、HbA1c (6報) の低下と関連が認められたが、インスリン (8報) 、HOMA-IR (5報) との関連は認められず、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:26899960)
(PMID:26899960) Br J Nutr. 2016 Apr;115(7):1167-77

●「アガリクス (別名:メマツタケ、カワリハラタケ、ヒメマツタケ)」安全性:医薬品等との相互作用 (160419)
<試験管内・動物>
・動物実験 (マウス) において、アガリクス多糖類の腹腔内投与は肝臓のCYP1A発現および活性を抑制した (PMID:12224654)

 「シイタケ」安全性:医薬品等との相互作用 (160419)
<試験管内・動物>
・動物実験 (マウス) において、レンチナンの腹腔内投与は肝臓のCYP1A発現および活性を抑制した (PMID:12224654)

(PMID:12224654) Biosci Biotechnol Biochem. 2002 Jul;66(7):1610-4.

●「ビタミンD」有効性:免疫・がん・炎症 (160418)
<免疫・炎症>
・介護ハウス居住者とその介護者240名 (試験群137名、平均67.5±12.8歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンD3を居住者には2.4 mg/2ヶ月+10μg/日、介護者には3 mg/2ヶ月、1年間摂取させたところ、急性呼吸器感染症、下気道感染症の発症リスクに影響は認められず、上気道感染症の発症リスクの増加、症状の持続期間の延長が認められた (PMID:26063508)
(PMID:26063508) Thorax. 2015 Oct;70(10):953-60.