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欧州医薬品庁(EMEA)がAngelica archangelicaに含まれているフロクマリン類に関連したリスク評価情報を公表(070213)
2007年2月6日、欧州医薬品庁(EMEA)は、HMPC (Commission of Herbal Medical Products)が加盟国の要請により行ったAngelica archangelica L.(和名:ヨーロッパトウキ、俗称:アンジェリカ)由来のハーブ製品の使用に関連したリスク評価の結果および結論を公表しています。
詳細はこちら(英語、PDF)を参照してください。
この情報はAngelica archangelica L.由来のハーブ製品が含有しているフロクマリン(フラノクマリン)類(furocoumarins、furanocoumarin)に注目し、その安全性(光毒性および発がん性など)を評価したものです。結論として、Angelica archangelica L.は多くのフロクマリン類を含有しており、ヒトにおいて健康被害をもたらす可能性があることなどが記載されています。
Angelica archangelicaは、シシウド属(セリ科)の一般にアンジェリカ(アンゼリカ)と呼ばれる植物の一つで、西ヨーロッパからシベリアに自生しています。消化不良などに対する効果を期待して利用されていますが、根から抽出された精油に含まれるフロクマリンは、光過敏症の要因となることが知られています。また、妊娠中には使用しない、長時間の直射日光の照射は避けるという使用上の注意事項があります。
アンジェリカは、カナダでは規制により非医薬品の原料として経口製剤に利用することは禁止されているようですが、アメリカではFDAがGRAS(generally recognized as safe、普通の使い方をする限り一般的に安全) としており、アンジェリカを利用したサプリメントが流通しています。日本では、全草が、医薬品的効能効果を標榜しない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リストに入っています。
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