健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

リン脂質結合大豆ペプチド [英]Soy peptide with bound phospholipids [学名]-

概要

リン脂質結合大豆ペプチドは、分離大豆タンパク質を酵素処理して得られる分子量8,000を中心に分布するタンパク質部分分解物と、酵素分解レシチンとの結合体である。俗に、「コレステロールを下げる」「基礎代謝を促進する」「筋肉を修復する」などと言われている。ヒトでの安全性・有効性についてはリン脂質結合大豆ペプチドとしてはデータが十分ではない。特定保健用食品では個別に製品毎の安全性・有効性が評価されており、リン脂質結合大豆ペプチドを関与成分とし「コレステロールが高めの方に役立つ食品」との表示が許可された食品がある。その他、詳細については、「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・特定保健用食品がある。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・大豆タンパク質、酵素分解レシチン

分析法

・タンパク質はケルダール法、脂質はクロロホルム:メタノール (2:1) による抽出法、糖類はフェノール/スルホン酸法 (102) により分析された報告がある。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

一般情報
・リン脂質結合大豆ペプチドを関与成分とし、「コレステロールが高めの方に適する」旨の表示ができる特定保健用食品が許可されている。
RCT
・健常成人75名を対象とした無作為化比較試験 (二重盲検) では、リン脂質結合大豆ペプチドを2週間摂取した結果、3 g/日摂取群で総コレステロールおよびLDL-コレステロールが有意に低下した (101) 。
・高コレステロール血症の成人男性21名を対象にした無作為化比較試験において、リン脂質結合大豆ペプチドを1日3 g、3ヶ月間摂取することにより、総コレステロール値が有意に低下した (PMID:11272848)
・血清コレステロール値が高い (200〜280 mg/dL) 成人22名を対象とした二重盲検試験において、リン脂質結合大豆ペプチドを3 g含む味噌汁を毎日、3ヶ月間摂取させたところ、血清総コレステロール値が低下した (2003223797) 。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・健常成人 (日本、台湾) を対象とした臨床試験では、一般血液生化学検査の異常、有害事象は認められず、リン脂質結合大豆ペプチド3 gを3ヶ月まで安全に摂取できた (101) (PMID:11272848)
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・ヒトに対する安全性については、リン脂質結合大豆ペプチドとしてのデータは十分ではないが、特定保健用食品では個別に製品毎の安全性が評価されている。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・ヒトに対する有効性については、リン脂質結合大豆ペプチドとしてのデータは十分ではないが、特定保健用食品では個別に製品毎の有効性が評価されている。

参考文献

(101) 薬理と治療, 31, 571-8 (2003)
(102) Anal Chem 28:350-356 (1956)
(PMID:11272848) Biosci Biotechnol Biochem. 2001;65(1):72-8.
(2003223797) 薬理と治療.2003;31(2):155-61