健康食品Q&A集

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「健康食品」を理解する上でのポイントを健康食品Q&Aとして下記に示しました。

Q.1 「健康食品」とは何ですか?
Q.2 「健康食品」はどのような場合に気を付けなければいけませんか?
Q.3 「健康食品」を摂取した方が健康になれるのですか?
Q.4 「健康食品」を選ぶとき、誰に相談すれば良いのですか?
Q.5 「健康食品」に関する情報をインターネットで見ることはできますか?
Q.6 「健康食品」の虚偽誇大な広告にだまされない方法を教えてください。
Q.7 購入する際に気を付けるポイントは?
Q.8 「健康食品」の安全性は誰が保証してくれるの?
Q.9 「健康食品」について行政機関ではどのような監視をしているのか。
Q.10 「健康食品」を摂取して具合が悪くなったら、どうすればよいのでしょうか。
Q.11 海外から「健康食品」を購入(個人輸入)する際の注意事項を教えてください。

Q.1 「健康食品」とは何ですか?
A.「健康食品」という言葉は、法令などにより定められているものでなく、一般に、「健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの」を総称するものです。健康食品には、実際に「健康の保持増進効果」があるかどうかが確認されているものもあれば、そうでないものもあります。このうち、国がその「健康の保持増進効果」を確認したものが「保健機能食品制度」で、保健機能食品には「特定保健用食品」と「栄養機能食品」があります。その他の健康食品には、「健康補助食品」「栄養補助食品」「栄養強化食品」「栄養調整食品」「健康飲料」「サプリメント」といったものがありますが、これらは、国がその効果を確認したものではありません
  詳しくは、下記のページを参照してください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido.html

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Q.2 「健康食品」はどのような場合に気を付けなければいけませんか?
A.「健康食品」を摂取する場合、以下に該当する方は、かかりつけの医師や薬剤師、アドバイザリースタッフなどと相談の上、十分に注意して使用されることをお勧めします。
 ・医薬品を服用しているとき。 (医薬品と健康食品を併用する場合、相互作用などにより、思わぬ健康被害が発生する場合があります。)
 ・服用している医薬品の代わりとして、同様の効果が期待されるといわれる「健康食品」を摂取するとき。 (「健康食品」に治療効果はありません。)
 ・医師による治療を受けているとき。 (処方された薬の効果を弱めたり、手術の際に出血が止まらなくなるなど、様々な悪影響を与える可能性があります。)
 ・複数の「健康食品」を併用しているとき。 (重複する成分や特定の成分について、過剰に摂取した場合や食べ合わせなどの結果、思わぬ健康被害が発生する危険性があります。)


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Q.3 「健康食品」を摂取した方が健康になれるのですか?
A.私たちの健康は、バランスのとれた正しい食生活により保つことができます。健康食品のみで、1日に必要な全ての栄養素をバランス良く摂取することはできませんから、まずは毎日の食生活を見直すことからはじめると良いでしょう。「健康食品」に通常の食生活を上回る役割を求めるのは間違いです。また、「健康食品」は多くとればよいものではありません。摂取目安量を守って摂取してください。特に錠剤、カプセル剤のものは過剰に摂取することがないよう注意してください。


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Q.4 「健康食品」を選ぶとき、誰に相談すれば良いのですか?
A.最近、テレビや新聞で「健康食品」に関する情報があふれていますが、間違っているものや、大げさなものも少なくありません。正確な情報を得るためには、管理栄養士や薬剤師など、信頼できる身近な専門家に相談すると良いでしょう。また、医師の治療を受けている方は、医薬品との相互作用を避けるため、必ず医師又は薬剤師にご相談下さい。
また、厚生労働省では「健康食品」のアドバイザリースタッフの養成を推進しております。詳しくは、下記のページを参照してください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2002/03/tp0313-1.html


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Q.5 「健康食品」に関する情報をインターネットで見ることはできますか?
A.下記の2つのサイトをご覧下さい。
厚生労働省ホームページ
主な「健康食品」関連制度の解説、関連報道等
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/index.html
国立健康・栄養研究所ホームページ
(健康食品等の安全性・有効性情報等)
http://www.nih.go.jp/eiken/


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Q.6 「健康食品」の虚偽誇大な広告にだまされない方法を教えてください。
A. 「健康食品」の広告は世の中にあふれていて、広告が本当のことを言っているのか一見して判断することは難しいものです。しかし、以下のようなうたい文句にはだまされないようにしたいものです。

(1) 「即効性」「万能」「最高のダイエット食品」
 過度の期待を抱かせる表現はまず疑ってください。「健康食品」は万人に効くものなどはありません。

(2) 「ガンが治った」などの治療、治癒に関する言及
 「健康食品」は医薬品ではありませんから、こうした効果を信じてはいけません。病気になったら、手遅れにならないよう、まずは、かかりつけの医師の診察を受けましょう。また仮に治った方が居たとしても、全ての人に同じように効くという保証はありません。

(3) 「天然」「食品だから安全」「全く副作用がない」
 「天然」由来のものならば化学的合成でないから安心と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、天然のもの、自然のものにも毒素を含むものがあるなど「天然だからといって全て安全ではない」ことに注意すべきです。また、健康食品には特定の成分を過剰に濃縮して含有しているものがあり、一般に食経験がある成分であっても、こうしたものが必ずしも安全であるとは言えません。

(4) 「新しい科学的進歩」「奇跡的な治療法」「他にない」「秘密の成分」「伝統医療」
 未承認医薬品を含有しているものがあり、思わぬ健康被害が発生する場合があります。

(5) 驚くべき体験談、医師などの専門家によるお墨付き
 体験談において驚くべき効果が記載されていたとしても、その効果が万人に現れるとはいえません。また、体験談において症状等が改善されたのはこの健康食品のおかげと体験者が断定していたとしても、同時に行われた医師の治療や生活習慣の改善等によって改善された可能性があるなど、その断定は客観的な根拠ではないことに注意が必要です。また、体験談が販売業者等による作り話だったとしても、広告の受け手であるあなたはその真実性を検証することができません。さらに、医師などの専門家によるお墨付きがなされていたとしても、業者からの依頼を受けてお墨付きを与える営利的な専門家がいる可能性にも留意すべきです。

(6) 「国 (厚生労働省、消費者庁など) が許可」「国 (厚生労働省、消費者庁など) の承認済み」
 特定保健用食品を除き、厚生労働省や消費者庁が事前の許可、確認を行っている健康食品はありません。なお、輸入品の場合には、これまで健康被害が多く報告されている医薬品成分が含まれていないことの証明書を求めていますが、製品全体の安全性を保証するものではありません。

(7)「○○に効くと言われています」
 伝聞調により表示し、世間の噂・評判・伝承・口コミ・学説等があること等をもって、健康の保持増進の効果がある旨を強調し、又は暗示するものは、当該食品によって当該疾病を治癒することができると誤認をしやすいため注意が必要です。

(8) 「ダイエットに効く○○茶 (特許番号××番)」
 特許を受けているからといって、必ずしもその効果が認められているわけではないことに注意が必要です。

(9) 「○○を食べると、3日目位に湿疹が見られる場合がありますが、これは体内の古い毒素などが分解され、一時的に現れるものです。これは体質改善の効果の現れです。そのままお召し上がりください。」
 不快症状を記載することにより、強い効果や即効性等があると誤認をしやすいため注意が必要です。このような表現は、適切な診療機会を失う可能性もあります。


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Q.7 購入する際に気を付けるポイントは?
A.(1) 全ての食品は安全であることが求められますが、一般的な食べ方では特に問題とならない食材でも、加工法や摂取方法・量によっては、健康に有害な場合もあります。「食品として販売されているのだから安全性は保証されている。」と思いこむのは間違いです。
 (2) 「天然」「植物性」「自然」「有機 (オーガニック)」という言葉は、原料の特性を示すだけであり、必ずしも製品の「安全」を保証するものではありません。
 (3) 期待する効果より安全性が何より大事ということを覚えておいてください.
「健康食品」は適切に使用しないと「不健康食品」になりかねません。
 (4) 健康な方にとっては、安全な「健康食品」であっても、高血圧症の方など、特定の疾患を抱えている方、医薬品を服用している方にとっては、禁忌である場合もありますので、このデータベースの素材情報を参考にして下さい。


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Q.8 「健康食品」の安全性は誰が保証してくれるの?
A.「健康食品」 (特定保健用食品を除く) は、販売の際に行政の承認ないし許可を受けているわけではありません。これまで、有害性が確認された成分、食品に使用してはならない医薬品成分などについては、行政より注意を呼びかけていますが、一般に安全とされる食品成分でも、製造・加工方法や摂取量によっては、安全でない場合もあります。「健康食品」にかかわらずすべての食品の安全性は食品衛生法により製造者・販売者によって確保されなければならないとされています。また、きちんとした製造者・販売者なら消費者の疑問に対して誠実に答えられるはずです。製品に関してもっと詳しく知りたい場合には、製造者に以下のようなことを聞いてみましょう。
・ 製品の表示内容は十分立証されているのでしょうか。
・ 製品の安全性と有効性について情報を公開しているのでしょうか。
・ 過去に当該製品で健康被害事例を受けたことがあるのでしょうか。


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Q.9 「健康食品」について行政機関ではどのような監視をしているのか。
A.都道府県等の保健所や、国の検疫所が随時モニタリング検査をするなどして、安全性について監視活動を行っています。また、健康増進法や薬事法に抵触する表示・広告については、厚生労働本省、地方厚生局、都道府県等が根拠法令に基づき、表示の適正化のために監視活動を行っています。その際、原材料の含有量が表示通りか、表示が消費者に誤解を与えるものではないかなどを確認し、問題があれば改善するように指導しております。また、JAS法、景表法、計量法等に関するものについても、担当部署による監視指導がなされています。


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Q.10 「健康食品」を摂取して具合が悪くなったら、どうすればよいのでしょうか。
A.まず摂取をやめ、かかりつけの医師の診察を受けて下さい。また、何らかの事情で、医師の診察を受けられない場合には、お近くの保健所に申し出てください。


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Q.11 海外から「健康食品」を購入 (個人輸入) する際の注意事項を教えてください。
A.海外から「健康食品」を購入 (個人輸入) する際は、行政機関のチェックを経ないため、安全性に関し、リスクがあることを十分自覚する必要があります。特に、海外では食品とみなされる成分であっても、日本では医薬品成分であるものが含まれる場合や、バイアグラ成分のように明らかに医薬品成分であるものが混入されている場合がありますので、健康被害の未然防止のため、十分な注意が必要です。また、日本では認められていない食品添加物が使用されている場合もあります。
  なお、海外において日本語のホームページを開設している個人輸入代行業者の場合には、薬事法や健康増進法の適用を受けないために、効果が不明であるにもかかわらず、疾病の治癒や予防を堂々とホームページに記載している場合がありますので、これらの代行業者から購入する際には注意してください。 (参考情報「健康食品や外国製医薬品、化粧品等と上手につきあうために」)