健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

ビタミンC (アスコルビン酸) [英]Vitamin C (L-ascorbic acid) [学名]Vitamin C (L-ascorbic acid)

概要

ビタミンCは、コラーゲン合成を介した正常な毛細血管の維持や抗酸化作用に必要な水溶性ビタミンの1つである。ストレスや喫煙によって消費されることから、該当する人ではその必要量が高まるとされている。一般に「コラーゲンの合成を促進する」、「抗酸化作用がある」、「鉄や銅の吸収を助ける」、「メラニン色素の生成を抑制する」、「免疫力を高める」などと言われている。ヒトでの有効性については、ビタミンC欠乏の予防と治療に対して有効性が示されている。安全性については、適切に摂取する場合はおそらく安全であるが、過剰摂取により下痢などの悪影響を起こす可能性がある。その他、詳細については、「すべての情報を表示」を参照。基礎的な解説は「ビタミンC解説」を参照。

法規・制度

・「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分される (30) 。「指定添加物」(酸化防止剤、膨張剤、強化剤)である。
・「栄養機能食品」の対象成分である (下限値:24 mg、上限値:1,000 mg) 。→通知文1 (PDF) 通知文2 (PDF)

成分の特性・品質

主な成分・性質

・L-アスコルビン酸:分子量 176.13 融点190〜192℃。白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、酸味がある。水に溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

分析法

・試料からビタミンCを5%メタリン酸溶液で抽出後、インドフェノール色素で全てデヒドロアスコルビン酸に酸化し、その後ジニトロフェニルヒドラジンを反応させて生成したオサゾンを紫外可視 (UV) 検出器 (495 nm) を装着した高速液体クロマトグラフィー (HPLC) により分析する方法が一般的である (105) 。

有効性








循環器・
呼吸器


一般情報
・食事からの摂取は、心臓血管病の死亡率を減少させるのに有効性が示唆されている (66) 。野菜や果物などに富んだ食事を摂り、血中アスコルビン酸濃度が高い男女では、血中アスコルビン酸が低い人に比べて心臓血管病や虚血性心疾患での死亡率が30%ほど低かった (66) 。平均的な人が一日一食分の果物と野菜を増やすだけで、血中アスコルビン酸レベルが予防的濃度に達する可能性がある。サプリメントの有効性は不明である (94) 。
・心血管疾患の一次予防に対するサプリメント摂取は有益性を示す可能性があるが、これを支持する試験のエビデンスは不十分であった (25) 。また、虚血性心疾患リスクの高い患者の長期管理における役割は不明である (25) 。
・高血圧の付加的治療に、経口摂取で有効性が示唆されている (66) 。ビタミンCは高血圧の通常の医学的治療と組み合わせた場合、最大および平均血圧を低下させた。しかし最小血圧は減少させないようである。
・サプリメントとしてビタミンCを摂取した場合、脳卒中に対して効果がないことが示唆されている (94) 。多くの疫学研究の結果、サプリメントとして摂取しても虚血性および出血性の卒中のリスクに影響を与えないことが示唆されている (94) 。
・ビタミンEとの併用摂取で、男性のアテローム性動脈硬化症の進行を遅らせるのに、有効性が示唆されている (94) 。250 mgのビタミンCと91 mg (136 IU) のビタミンEを1日2回に分けて3年間摂取したところ、頚動脈のアテローム性動脈硬化の進行を遅らせた。この効果は喫煙・非喫煙男性とも見られたが、女性には見られなかった (94) 。
・子癇前症リスクの高い妊婦において、その予防にビタミンEとの併用で有効性が示唆されている (94) 。子癇前症のリスク低減:1件の無作為割付臨床試験 (RCT) によれば、ビタミンCおよびビタミンEの補給によって、子癇前症のリスクが減少した (25) が、この研究は規模が小さく、他の重要な結果に関する信頼性の高いエビデンスは得られなかった。
・高たん白食を与えられた未熟児のチロシン血症に経口摂取あるいは筋肉注射でおそらく有効である (94) 。
・経口摂取で、ニトログリセリン舌下錠使用患者における硝酸塩耐性の獲得を予防するのに対し、有効性が示唆されている (94) 。
・ある条件下では、喘息や心臓移植に関連したアテローム性動脈硬化などに効果があるらしいという知見が得られている。ビタミンCのこれらの効果を評価するためには、さらなる根拠が必要であろう (94) 。
メタ分析
・2014年5月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験46報 (年齢≧18歳、期間≧2週間) について検討したメタ分析において、ビタミンC (15報) 、E (22報) の単独摂取は内皮機能改善との関連が認められたが、併用 (13報) では影響は認められず、いずれも試験によるバラツキが大きかった (PMID:25919436)
・2013年8月までを対象に、5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、心臓外科手術患者におけるビタミンCの摂取は、術後心房細動の発生リスク (5報) 低下、入院期間 (4報) 短縮と関連が認められた (PMID:24556447)
・2013年4月までを対象に2つのデータベースで検索できた前向き研究16報について検討したメタ分析において、食事からのビタミンC摂取量 (11報) や血中ビタミンC量 (6報) が多いと、脳卒中の発症リスク低下と関連が認められたが、ビタミンCサプリメントの摂取 (3報) とは関連が認められなかった (PMID:24284213)
・2012年11月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験50報について検討したメタ分析において、ビタミンや抗酸化物質 (ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、β-カロテン、セレン) のサプリメント摂取は心血管疾患 (心筋梗塞、狭心症、脳卒中、一過性虚血発作) の発症および心血管関連死、心突然死のリスクに影響を与えなかった (PMID:23335472)
・2012年6月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験15報について検討したメタ分析において、抗酸化ビタミンサプリメント (ビタミンE、β-カロテン、ビタミンCのいずれか、または組み合わせ) の摂取は主要心血管イベント (12報) 、心筋梗塞 (12報) 、脳卒中 (10報) の発症および心血管関連死 (13報) 、全死亡リスク (12報) に影響を与えなかった (PMID:23437244)
・2010年12月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験29報について検討したメタ分析において、ビタミンCの摂取 (中央値500 mg/日、8週間) は、収縮期血圧、拡張期血圧の低下と関連が認められた (PMID:22492364)
・2010年9月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報について検討したメタ分析において、ビタミンCの200〜2,000 mg/日 (中央値500 mg/日) の摂取は血清中尿酸濃度の減少と関連が認められた (PMID:21671418)
・2010年6月までを対象に3つのデータベース、または2010年11月までを対象に7つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、妊娠中のビタミンC 1,000 mg/日とビタミンE 400 IU/日の併用は、子癇前症のリスクに影響を与えなかったが、妊娠高血圧のリスク増加と胎盤早剥のリスク低下と関連が認められた (PMID:21182804) (PMID:21529757)
・3つのデータべースで検索できた無作為化比較試験14報について検討したメタ分析において、妊娠中のビタミンCの単独 (2報) またはビタミンEとの併用 (12報) 摂取は、子癇前症 (9報) 、前期破水 (4報) 、早産 (9報) 、死産 (7報) 、胎内発育遅延 (8報) 、新生児死亡 (9報) のリスクや出生時体重 (8報) などに影響は与えず、妊娠高血圧リスク (5報) をわずかに増加させた (PMID:22742602)
・2006年3月までを対象に、3種のデータベースで検索可能な無作為化比較試験16報をメタ分析したところ、ビタミンE、ビタミンC、β−カロテン、セレンの抗酸化物質および葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12のB群ビタミンの摂取はアテローム性動脈硬化症の進行に効果が認められなかった (PMID:17023716)
・1966年〜2008年5月を対象に6つのデータベースで検索できた比較試験7報について検討したメタ分析において、妊娠中のビタミンC 500〜1,000 mg/日とビタミンE 400 IU/日 (約266 mg/日) の併用摂取は、子癇前症、早産、在胎齢に影響を与えず、妊娠性高血圧、低出生体重の発現リスクをわずかに増加させた (PMID:19843004)

RCT
・健康なボランティア186名 (試験群100名、イラン) を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、抗酸化物質 (1日にビタミンC 120 mg、ビタミンE 30 mg、β-カロテン 6 mg、セレン100μg、亜鉛20 mg) を2年間摂取させたところ、尿中の11-dehydro TXB2/2,3 dinor 6 keto PGF1α (血小板活性化の指標で冠状動脈性心疾患リスクと相関する) が低かった (PMID:17914127)
・血中ホモシステイン濃度が高めの男性132名 (30〜49歳、試験群99名、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、B群ビタミン (葉酸1 mg/日、ビタミンB6 7.2 mg/日、ビタミンB12 0.02 mg/日) と抗酸化ビタミン(ビタミンC 150 mg/日、ビタミンE 67 mg/日、β-カロテン 9 mg/日) をどちらか、または併用で8週間摂取させたところ、血中の非対称型ジメチルアルギニン (ADMA:内因性一酸化窒素合成酵素阻害物質) やC反応性蛋白 (炎症マーカー) の濃度に影響は認められなかった (PMID:20401662)
・妊娠12〜19週で高血圧もしくは子癇前症の既往歴のある女性707名 (アメリカ) を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、ビタミンC (1,000 mg/日) とビタミンE (400 IU/日) を出産日まで摂取させたところ、子癇前症の発症や妊娠期間、新生児死亡率、低体重出生児数との関連はみられなかった (PMID:18055726)
・妊娠9〜16週の女性9,969名 (試験群4,993名、平均23.5歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミン C (1,000 mg/日) とビタミンE (400 IU/日) を出産日まで摂取させたところ、前期破水 (PROM) や自然早産のリスク (PMID:20733448) 、また、妊娠高血圧に関連した子癇前症の発症、早産、胎児発育不全、周産期死亡数 (PMID:20375405) 、などに影響は与えなかった。
・心血管疾患の既往歴がある、もしくは心臓病リスクを3つ以上持つ40歳以上の女性8,171名 (アメリカ) を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、ビタミンCを1日500 mg、ビタミンEおよびβカロテンは1日おきにそれぞれ600 IU、50 mg平均9.4年間摂取させたところ、ビタミンEの摂取群のうち心血管疾患の既往歴がある者のみ、その後の心筋梗塞、脳卒中、冠動脈血管再生術、心血管系死亡の発生率が低減したが、その他の群においては相対リスクは変化しなかった (PMID:17698683)
・健康な成人1,000名 (18〜85歳、試験群665名、アメリカ) を対象とした、二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、1日にケルセチン500 mg、ビタミンC 125 mg、ナイアシン5 mg、または、ケルセチン1,000 mg、ビタミンC 250 mg、ナイアシン10 mgを12週間摂取させたところ、平均動脈圧、血中LDLコレステロール、HDLコレステロール濃度のごくわずかな低下がみられたが、収縮期・拡張期血圧、血糖値、血中中性脂肪、炎症マーカーなどに影響は認められなかった (PMID:21443986)
・健康な成人87名 (アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバープラセボ比較試験において、抗酸化物 (ビタミンC 1,000 mg+ビタミンE 600 IU+α-リポ酸600 mg) を単回摂取させたところ、摂取後の血流依存性血管拡張反応 (FMD) が、高齢者 (45名、平均71±1歳) では増加、若年者 (42名、平均25±1歳) では低下した (PMID:22353612)
・妊娠22週以下で喫煙習慣のある女性159名 (試験群76名、平均26.6±6.2歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、妊婦用ビタミン剤 (ビタミンC 60 mg/日含有) とともに、ビタミンC 500 mg/日を出産日まで摂取させたところ、新生児の生後72時間での肺機能 (呼気時間に対する最大呼気流量までの時間(TPTEF:TE) 、受動的肺コンプライアンス (Crs) ) の改善、生後1年間の喘鳴の減少が認められたが、1歳時の肺機能に影響は認められなかった (PMID:24838476)
・高血圧患者69名 (オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンC 500 mg/日 (19名、平均60±6歳) 、ブドウ種子ポリフェノール1,000 mg/日 (16名、平均61±6歳) を単独または併用 (16名、平均62±7歳) で6週間摂取させたところ、単独摂取群では収縮期血圧、拡張期血圧、脈圧、脈拍の日中または夜間変動に影響は認められず、併用群では収縮期血圧、脈圧の夜間変動が増加した (PMID:25234339)


消化系・肝臓

一般情報
・非ヘム鉄の吸収率を上げるのに経口摂取でおそらく有効である (94) (少なくとも30 mgの鉄あたり200 mgのビタミンC併用は鉄の吸収を増やすようである) 。
・腸管での鉄の吸収を高め、貧血を予防するとの記載がある。
・経口摂取で女性の胆嚢の病気のリスクを低減するのに対し、有効性が示唆されている (94) 。ビタミンCのサプリメントにより血中アスコルビン酸のレベルを上げると、女性の胆嚢疾患のリスクが減少するという知見がある (94) 。
・食事からの摂取は血中鉛濃度を低減するのに対し、有効性が示唆されている (94) 。
メタ分析
・2011年1月までを対象に、6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、肝臓病患者によるβ-カロテン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、セレンなどの抗酸化物質の摂取は、全死亡率や肝臓疾患による死亡率に影響を与えなかった (PMID:21412909)

糖尿病・
内分泌

メタ分析
・2014年1月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験14報について検討したメタ分析において、2型糖尿病患者によるビタミンE (8報)、ビタミンC (3報) の単独摂取、または他の抗酸化成分との併用 (5報) のいずれにおいてもインスリン抵抗性 (HOMAindex) に影響を与えなかった (PMID:26313310)
RCT
・健康な男性40名 (25〜35歳、アメリカ) を対象とした無作為化プラセボ比較試験において、運動 (85分/日を週5日) とともにビタミンC (1,000 mg/日) およびビタミンE (400 IU/日) を4週間摂取させたところ、事前の運動習慣の有無に関係なく、抗酸化ビタミンが運動によるインスリン抵抗性の改善や内因性の抗酸化能を阻害した (PMID:19433800)

生殖・泌尿器

一般情報
・子癇前症リスクの高い妊婦において、その予防にビタミンEとの併用で有効性が示唆されている (94) 。
・ビタミンEとの併用で子癇前症のリスクが減少したという報告があるが、有益性は不明である (25) 。
・経口摂取で尿の酸性化剤としては、効果がないことが示唆されている (66) 。
メタ分析
・2015年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験29報について検討したメタ分析において、妊娠中のビタミンCサプリメント摂取は、死産 (11報) 、新生児死亡 (11報) 、周産期死亡 (7報) 、早産 (16報) 、子宮内発育不全 (12報) 、前期破水 (10報) 、妊娠中毒症 (16報) 、母体死亡 (7報) 、常位胎盤早期剥離 (8報) 、子癇 (9報) 、母体の肺浮腫 (4報) 、帝王切開 (9報) 、在胎期間 (9報) 、先天性奇形 (4報) 、急性呼吸窮迫症候群 (8報) 、慢性肺疾患 (2報) 、脳室周囲出血 (6報) 、脳室周囲白軟化症 (3報) 、細菌性敗血症 (5報) 、壊死性全腸炎 (7報) 、未熟児網膜症 (6報) のリスクや出生時体重 (13報) 、アプガー指数 (3報) に影響を与えなかった (PMID:26415762)
RCT
・重度の腎臓病患者99名 (試験群49名、平均65.2歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンCを250 mg/回、週3回、3ヶ月間摂取させたところ、腎臓病患者の生活の質の評価 (KDQOL-SF™) に影響は認められなかった (PMID:20628180)

脳・神経・
感覚器

一般情報
・亜鉛や他の抗酸化ビタミンと併用で、中等度および進行した加齢黄斑変性症 (AMRD) の進行を遅延するのに対して、有効性が示唆されている (94):一日にビタミンC 500 mgと亜鉛80 mg、ビタミンE 400 IU、βカロテン15 mgを摂取すると、視力の損失リスクを27%減少させ、進行した加齢黄斑変性症 (ARMD) や中等度のARMD患者での病気の進行をリスクを28%減少させた。ただし、まだ進行していないARMDや発症していないヒトでのARMDの予防に役立つかどうかを知るための情報は十分でない。また、上記の組み合わせから亜鉛をのぞくと効果がない (94) 。
・血管性痴呆症の予防にビタミンE併用で有効性が示唆されている (66) 。ただしこの組み合わせではアルツハイマー性痴呆症には予防効果がなかった (94) 。
・欠乏すると皮下の筋肉出血、下肢の浮腫、ニューロパシー脳出血、壊血病などの症状が現れる (28) 。
・手首の骨折後の反射性交感神経性ジストロフィー (RSD) の発症リスクを低減させるのに対し、有効性が示唆されている (66) 。手首を骨折したあとにビタミンCを50日間摂取した患者では、有意に反射性交感神経性ジストロフィー (RSD) の発症を防いだ (66) 。
・白内障に対するビタミンCの効果についても矛盾した結果が多い。約6年間にわたりビタミンCとビタミンEとβカロテンをサプリメントで摂取していた栄養状態のよい人々において白内障による視力の低下には、有意な効果は見られなかった。一方、ビタミンCを含むマルチビタミンやサプリメントを10年間摂取した人では、核および皮質の白内障の発生率が60%まで減少した。短い期間のサプリメントの摂取では白内障の発生リスクを減少させないようである。これらの効果を評価するためには、さらなる根拠が必要であろう (94) 。
メタ分析
・2007年2月までを対象に7種のデータベースで検索出来た無作為化臨床試験 (RCT) および前向きコホート試験12報についてのメタアナリシスにおいて、抗酸化物質 (ビタミンA、C、E、亜鉛、ルテイン、ゼアキサンチン、αカロテン、βカロテン、βクリプトキサンチン) の食事摂取量と早期加齢性黄斑変性症の発症の間には相関がなかった (PMID:17923720)
RCT
・健康な高齢女性220名 (平均63歳、試験群111名、ドイツ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンサプリメント (ビタミンC 150 mg、ビタミンE 36 mg、ビタミンB1 2.4 mg、ビタミンB2 3.2 mg、ビタミンB6 3.4 mg、ビタミンB12 9μg、ナイアシン34 mg、パントテン酸16 mg、ビオチン200μg、葉酸400μg、カロテン9 mg、マグネシウム50 mg、セレン60μg含有) を6ヶ月間摂取させたところ、認知機能に影響は認められなかった (PMID:15917019)
・軽〜中程度のアルツハイマー型認知症患者78名 (試験群28名、平均73.6±9.1歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、α-トコフェロール800 IU/日、ビタミンC 500 mg/日、α-リポ酸900 mg/日を16週間併用摂取させたところ、脳脊髄液中の酸化ストレスマーカー (F2-イソプロスタン) の低下が認められたが、その他のCSFバイオマーカー (βアミロイド42、総タウ蛋白、リン酸化タウ) や症状スコア (ADCS-ADL) に影響は認められず、認知機能 (MMSE) の低下が促進された (PMID:22431837)
・健康な成人83名 (試験群41名、平均21.2±2.3歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、L-アスコルビン酸1 g/日、α-トコフェロール400 IU/日、α-リポ酸600 mg/日を、高地 (標高5,200 m) への移動開始日から滞在期間中 (9日間) の14日間摂取させたところ、急性高山病の発症率と症状に影響は認められなかった (PMID:19273551)
・シャルコー・マリー・トゥース病 (CMT1A) の成人患者271名 (試験群138名、平均43.8±13.7歳、イタリア、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アスコルビン酸1.5 g/日を24ヶ月間摂取させたところ症状 (CMT neuropathy score)に影響は認められなかった (PMID:21393063)
・軽度認知症の高齢者256名 (試験群127名、平均66.5±0.39歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンE 300 mg/日、ビタミンC 400 mg/日を1年間摂取させたところ、血中MDAの増加抑制、総抗酸化能、グルタチオンの増加が認められたが、血中8-OHdG濃度および認知機能評価 (MMSE) に影響は認められなかった (PMID:24326981)
その他
・65歳以上の2,969名 (アメリカ) を対象としたコホート研究において、ビタミンE、ビタミンC、マルチビタミンサプリメントの単独および併用摂取は、平均5.5年後の認知症やアルツハイマー病の発症率に影響しなかった (PMID:18047492)

免疫・がん・
炎症

<がん>
一般情報
・がんの発生率や死亡率との関連についての報告があるが、現時点ではポジティブな (有効性があるとする) 結果とネガティブな (有効性がないとする) 結果の両方が存在している。個々の情報は下記のとおり。

≪がんの発生率や死亡率の抑制効果が示唆されたという報告≫
一般情報
・食事からのビタミンC摂取はがんのリスク、死亡率を低減するのに対して、有効性が示唆されている (94) 。:1日200 mgのビタミンCを野菜や果物から摂取している人は口腔がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肺がんの発生リスクが低かった。しかしこの効果はサプリメントでのビタミンCでは見られない (94) 。
・食事からのビタミンC摂取は男性のがんの死亡率低減に対して、有効性が示唆されている (94)。:ビタミンCを含む野菜や果物に富んだ食事を摂っている男性は、がんの死亡率が低下すると考えられる (94) 。研究者達は、平均的な男性が1日1食分の果物と野菜を増やすだけで、血中アスコルビン酸レベルが予防的濃度に達するとされている (94) 。
・胃がんのハイリスク患者における、胃の前がん状態領域の回復に対して、有効性が示唆されている (94) 。:1日1 gを2回摂取することは、腸上皮化生 (胃の前がん状態の一種) および多病巣性で非化生の萎縮を回復させると考えられている(94)。
メタ分析
・2014年2月までを対象に1つのデータベースで検索できた前向き研究9報について検討したメタ分析において、乳がん患者 (女性) の診断後のビタミンCサプリメント利用 (4報) やビタミンC摂取量の増加 (7報) は、全死亡率 (3報、5報) 、乳がんによる死亡率 (4報、3報) の低下と関連が認められた (PMID:24613622)
RCT
・内視鏡ポリープ切除術を受けた患者330名 (試験群164名、中央値57.5歳、イタリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、セレン200μg/日、亜鉛30 mg/日、ビタミンA 2 mg/日、ビタミンC 180 mg/日、ビタミンE 30 mg/日を5年間摂取させたところ、中央値4年後までの腺腫再発率の低下が認められた (PMID:23065023)

≪がんの発生率や死亡率の抑制効果がみられなかったという報告≫
一般情報
・がんの治療に対して、おそらく効果がない (94) 。化学療法が効果を示さなかった患者に対し、1日10 gのビタミンCを摂取しても生存率や、病気の進行を遅らせることはなかった。
・疫学では果物・野菜からの高ビタミンC食では口腔、食道、胃、結腸、肺がんの低リスクと相関していたが、ビタミン剤でビタミンCを摂取した場合、結腸直腸の腺腫及び胃がんの進行には何の効果も持たなかったとの記載がある。
メタ分析
・2014年11月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験7報について検討したメタ分析において、ビタミンCサプリメントの摂取は、がんの発症リスクに影響を与えなかった (PMID:26634093)
・2014年4月までを対象に1つのデータベースで検索できたコホート研究47報について検討したメタ分析において、葉酸 (22報) 、ビタミンD (14報) 、ビタミンB6 (11報) 、ビタミンB2 (5報) の摂取は結腸直腸がんのリスク低下と関連が認められたが、ビタミンA (6報) 、ビタミンC (9報) 、ビタミンE (10報) 、ビタミンB12 (5報) の摂取は結腸直腸がんのリスクに影響を与えなかった (PMID:25491145)
・2013年1月までを対象に3つのデータベースで検索できた前向きコホート研究24報について検討したメタ分析において、カルシウム(8報) 、ビタミンA (2報) サプリメントの摂取は結腸直腸がんのリスク低下と関連が認められたが、ビタミンC (3報) 、ビタミンE (5報) 、ビタミンD (5報) 、ニンニク (2報) サプリメントの摂取は関連が認められなかった。また、ビタミンE (5報) 、カルシウム (6報) 、葉酸 (3報) サプリメントの摂取量が多いと結腸直腸がんのリスク低下と関連が認められたが、ビタミンA (2報) 、ビタミンC (3報) 、ビタミンD (4報) サプリメントの摂取量は関連が認められなかった (PMID:25335850)
・2009年6月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験11報 (10試験) について検討したメタ分析において、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、isotretinoin、acitrein などのビタミン類の単独摂取または数種の併用は皮膚がんの発症率や再発率に影響は与えなかった (PMID:21846961)
・2009年5月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、抗酸化物 (セレン、β-カロテン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE) の摂取は、大腸がん、大腸腺腫の発症リスクや死亡率に影響を与えなかった (PMID:24620628)
・2007年10月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験31報 (22試験) について検討したメタ分析において、抗酸化サプリメント (β-カロテン、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC、セレン) の摂取はがんの発症もしくは再発率に影響を与えず、サブグループの分析 (4試験) においては膀胱がんのリスク増加を示した (PMID:19622597)
・2003年9月までを対象に、4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験25報について検討したシステマティックレビューにおいて、がん患者によるビタミンC、ビタミンA、セレン、β‐カロテンなどの抗酸化物質の摂取と全死亡率との関連は認められなかった (PMID:16849679)
RCT
・3,365名 (試験群1,677名、35〜64歳、中国) を対象とした無作為化比較試験において、ビタミンC (250 mg) とビタミンE (100 IU) およびセレン (37.5μg) を含有するサプリメントを1日2回、7.3年間摂取させた結果、胃の前がん性病変の有病率や胃がんの発生率にプラセボとの差はなく (PMID:16849680)、14.7年後までの胃がん発生率や胃がんによる死亡率にも影響は認められなかった (PMID:22271764)
・胃カメラで異常のみられた、胃がんリスクの高い成人男女1,980名 (試験群990名、35〜69歳、ベネズエラ) を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、ビタミンC (750 mg/日) 、ビタミンE (600 mg/日) 、β-カロテン (18 mg/日) を3年間摂取させたところ、血漿中濃度は上昇したが、前がん性病変の進行や萎縮に変化は認められなかった (PMID:17227997)
・35〜60歳の成人男女13,017名 (男5,141名、女7,879名、フランス) を対象とした無作為化二重盲検比較試験において、ビタミンC (120 mg/日) 、ビタミンE (30 mg/日) 、β-カロテン (6 mg/日) 、セレン (100μg/日) 、亜鉛 (20 mg/日) を平均7.5年間摂取させたところ、女性では皮膚がんのリスクが増加し 、男性では影響はみられなかった (PMID:17709449)
・健常女性7,627名 (平均60.4歳、アメリカ) を対象とした、二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンCを毎日500 mg、ビタミンEを1日おきに600 IU、β-カロテンを1日おきに50 mg、単独もしくは併用で約9.4年間摂取させたところ、全がん発症リスクとがんによる死亡率に影響は認められなかった (PMID:19116389)
・健常男性14,641名 (平均64.3±9.2歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンE 400 IU/日 (3,659名) 、ビタミンC 500 mg/日 (3,673名) またはその両方 (3,656名) を平均7.6年間摂取させたところ、全がん、前立腺および他の部位のがん発症リスク、および、死亡率に影響は認められなかった (PMID:25008853)
その他
・55〜74歳の男性29,361人 (アメリカ) を対象に、食事とサプリメントの摂取状況と8年後の前立腺がんの発生率を検討した観察研究において、食事およびサプリメントからのビタミンC、ビタミンE、β-カロテンの摂取は前立腺がんの発生率に影響しない (PMID:16478743)
・健常男女77,126名 (50〜76歳、アメリカ) を対象とした前向きコホート研究 (平均4.05年追跡) において、抗酸化ビタミンサプリメントの摂取 (約10年間常用) と肺がん発症の関連を検討したところ、ビタミンC、葉酸、マルチビタミンの利用は肺がん発症率に影響せず、ビタミンEの利用はわずかに肺がんリスクを上昇させた (PMID:17989343)

<その他>
一般情報
・風邪の治療に対して有効性が示唆されている (94) 。この効果に対しては多くの矛盾した根拠が存在する。大多数の結果は、ビタミンCの大量摂取が風邪の 症状の期間を1〜1.5日ほど短くするようだという効果を支持している。ただし1日1〜3 gの摂取は副作用の出るリスクも上昇する。
・複数の無作為割付臨床試験 (RCT) を統合したシステマティック・レビューから、ビタミンCが上気道感染症患者の症状発現期間を短縮するというエビデンスが見つかった (25) が、有益な効果は小さく、出版バイアス(bias:偏見、偏り)がかかっていると思われる (25) 。
メタ分析
・3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、ピロリ菌除去の標準の治療法に加えてビタミンC単独またはビタミンCとビタミンEを併用することは、除菌率に影響を与えなかった。ただし、このうち5報の試験の質が低く、より質の高い研究が必要である (PMID:21810287)
RCT
・アフタ口内炎の経験者160名 (試験群83名、平均35.7歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸を米国の食事摂取基準値の100%量含有するマルチビタミンを1年間摂取させたところ、アフタ口内炎発生数、症状の持続期間、口内の痛みなどに影響は認められなかった (PMID:22467697)
・健康な男性28名 (試験群15名、平均23.0±3.1歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンC 500 mg×2回/日を8週間摂取させたところ、風邪罹患者数の減少が認められたが、罹患回数および日数、重症度、日常生活への影響、血清ヒスタミン濃度、身体活動強度 (METS) に影響は認められなかった (PMID:25010554)

骨・筋肉

一般情報
・外用で、光老化した、あるいはしわの寄った肌の改善に対して、有効性が示唆されている (94):ある試験によると、10%アスコルビン酸、酢酸チロシン、硫酸亜鉛、ヒアルロン酸ナトリウム、ビオフラボノイドを混合した試験用の調製品を光老化した顔の皮膚に3ヶ月塗布したところ、プラセボと比較して荒いしわ、黄ばみ、土気色の肌、肌のでこぼこ、肌の色調を改善した (94) 。その他の未発表の研究では、5%ビタミンCのクリームを6ヶ月間使用したところ、有意に大きな深いしわを改善した (66) 。
・紅斑(日焼け)の予防にビタミンEと併用で有効性が示唆されている (94) 。高用量の天然型のビタミンEと、ビタミンCを組み合わせてUV照射後に経口摂取すると皮膚を炎症から守る効果があるとの知見がある。ただしビタミンC単独ではこの効果は見られなかった。
・ビタミンEおよびメラトニン併用、外用で、紅斑(日焼け)防止に対して、有効性が示唆されている (94) 。ただしこの効果はUV照射の前に使用しないと効果がない (94) 。
・レーザー治療による紅斑の防止に対して有効性が示唆されている (94) 。傷跡やしわを消すための皮膚用炭酸ガスレーザー照射後におこる紅斑の持続時間を水性ビタミンC調製剤が減少させるという知見がある。
RCT
・健康な男女54名 (試験群27名、平均25±5歳、ノルウェー) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、週3〜4回のトレーニングプログラム (持久力トレーニング+インターバルトレーニング) と共にビタミンC (1,000 mg/日) +ビタミンE (235 mg/日) を11週間摂取させたところ、体組成 (体重、体脂肪量、体脂肪率、筋肉量) 、最大酸素摂取量、20 mシャトルランテストの結果に影響は認められず、外側広筋におけるミトコンドリアの量 (COX4タンパク質) および合成 (CDC42、MAPK1 mRNA) 指標の低下が認められた (PMID:24492839)

発育・成長

調べた文献の中で見当らない。

肥満

RCT
・過体重、肥満を含む健康な成人 941名 (18〜85歳、試験群619名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ケルセチン500 mg/日、ビタミンC 500 mg/日、ナイアシン20 mg/日、またはその倍量を12週間摂取させたところ、体重や身体組成に影響は認められなかった (PMID:21574787)
その他
・非喫煙者でデスクワーク中心の成人男女118名 (平均年齢38.7歳、平均BMI 30.4、78%が過体重または肥満、アメリカ) を対象とした横断研究において、血漿中ビタミンC濃度とBMI、体脂肪率、胴囲には負の相関がある (PMID:17585027)

その他

一般情報
・非ヘム鉄の吸収率上昇におそらく有効である (94) 。少なくとも30 mg鉄あたり200 mgのビタミンC併用は鉄の吸収を増やすと思われる。
・腸管での鉄の吸収を高め、貧血を予防するとの記載がある。
メタ分析
・2005年10月までを対象に、4種のデータベースで検索可能な無作為化比較試験68報について検討したシステマティックレビューにおいて、成人に対するビタミンC、セレンの摂取は、死亡リスクの減少に効果が認められなかった (PMID:17327526)
RCT
・喫煙者11人および非喫煙者13人 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化クロスオーバー試験において、ビタミンC (500 mg) を2週間摂取させたところ、喫煙者の血漿ビタミンEの濃度低下を抑制した (PMID:16458200)
・50歳以上の健康な男性14,641名 (64.3±9.2歳、試験群10,988名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンEを1日おきに400 IU、ビタミンCを毎日500 mg、単独もしくは併用で平均8年間摂取させたところ、前立腺がんおよびその他の全がん発症リスク (PMID:19066368) 、心血管イベント (心筋梗塞、脳卒中、心血管疾患による死亡) のリスクや総死亡率 (PMID:18997197) 、白内障 (PMID:21060040) 、加齢黄斑変性 (PMID:22503302) の発症リスクに影響は認められず、ビタミンE摂取群では出血性脳卒中のリスク増加がみられた (PMID:18997197)
・男性14名 (27〜36歳、試験群5名、平均28.8±1.2歳、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、自転車エルゴメーターによる運動負荷と共にビタミンC 1 g/日を8週間摂取させたところ、最大酸素摂取量の増加に、非摂取群との差は認められなかったという予備的な報告がある (PMID:18175748)
・男性マラソンランナー15名 (平均33±2歳、オーストラリア) を対象とした、単盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンC (500 mg/日) とビタミンE (500 IU/日) もしくはそれらの2倍量を4週間摂取させたところ、21km走後の筋肉損傷に影響は認められなかった (PMID:11774060)
・健康な成人男性21名 (平均29±1歳、試験群11名、デンマーク) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、5回/週、12週間の持久力トレーニングとともにビタミンC 500 mg/日、ビタミンE 400 IU/日(約267 mg/日)を摂取させたところ、最大酸素摂取量、筋力、およびトレーニングによるインスリン感受性の亢進に影響は認められなかった (PMID:21325105)
・健康な高齢者57名 (平均65.6±3.8歳、試験群28名、カナダ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験においてビタミンC500 mg/日、ビタミンE400 IU/日を6ヶ月間、単独、もしくは、週3回のレジスタンス運動と並行して摂取させたところ、獲得筋力、血中脂質濃度、血中酸化ストレスマーカー (TAS、RAS、MDA、F2-イソプロスタン) に影響は認められなかった (PMID:22159777)
・健康な成人8,112名 (試験群4,081名、男性平均52.1±4.7歳、女性平均47.9±6.5歳、フランス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンC 120 mg/日、ビタミンE 30 mg/日、β-カロテン6 mg/日、セレン100μg/日、亜鉛20 mg/日を平均76.0±4.2ヶ月間摂取させたところ、健康関連QOL (HRQOL) に影響は認められなかった (PMID:22158670)
・口腔白板症患者46名 (試験群23名、平均64.8±10.0歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、β-カロテン10 mg/日とビタミンC 500 mg/日を1年間併用摂取させたところ、症状の寛解率およびその後5年間の追跡調査における症状の進展に影響は認められなかった (PMID:25156040)

(欠乏症・先天異常症)
・ビタミンC欠乏症 (壊血病を含む) の予防と治療に経口摂取または筋肉注射で有効である (94) 。壊血病の症状はビタミンC投与後、2日から3週間で回復する (94) 。
・ある条件下では、鎌状赤血球貧血に効果があるらしいという知見が得られている。ビタミンCのこの効果を評価するためには、さらなる根拠が必要であろう (94) 。





試験管内・
動物他での
評価

・コラーゲン合成 (1) (13) に関わり強い血管を作るので、欠乏すると壊血病を起こす (1) (3) (55) (4大症状として出血・角化症・憂うつ症・血液学的異常) 。
・消化において、胃がんや肝がんの発がん物質となるニトロソアミンの生成を抑制するといわれる (13) (53) 。
・白血球の生理機能に関与する (13) 。

安全性

危険情報

<一般>
・経口摂取で適切に使用する場合、おそらく安全である (94) 。しかし、米国では、食事摂取基準 (以下DRI) で定められた耐容上限量 (以下UL) (成人:2,000 mg/日) を超えた量を摂取することに対する、危険性が示唆されている (94) 。過剰摂取は、浸透圧性下痢や胃腸の不調など、副作用のリスクを増加させる可能性がある (94) (日本人には「日本人の食事摂取基準」の推奨量や目安量を参照(詳細は「ビタミンC解説」)) 。
・静脈注射あるいは筋肉注射で、適切に使用する場合おそらく安全である (94) 。注射剤のビタミンCは、米国食品医薬品局(FDA)に承認された製品である (94) 。
・腎機能障害を有するものが1日に数gのビタミンCを摂取した条件では、腎シュウ酸結石のリスクが高まることが示されている (3) 。
・過剰摂取で鉄の吸収過剰 (1) 、下痢や腹部鼓腸 (28) 、高尿酸結晶の可能性がある (28) 。
・経口摂取でのビタミンCの副作用は摂取量に依存する (66) 。吐き気、嘔吐、食道炎、胸焼け、急な腹痛、胃腸閉塞、疲労、顔面紅潮、頭痛、不眠、眠気、下痢、高シュウ酸尿症、尿酸塩やシュウ酸塩結石、システイン結石、尿路での薬剤の析出を招くおそれがある (94) 。1日1 g以上のビタミンC摂取で高シュウ酸尿症、高尿酸血症、血尿、結晶尿が生じたという報告がある (66) 。
・男性48,850名 (45〜79歳、スウェーデン) を対象とした11年間の前向きコホート研究において、アスコルビン酸サプリメントのみの利用者 (907名) と非利用者 (22,448名) で新規腎臓結石の発症率を比較したところ、アスコルビン酸サプリメント利用者 (約1 g以上) では発症リスクが2倍に高まったが、アスコルビン酸をマルチビタミンとして摂取した条件では影響がみられなかった (PMID:23381591)
・ビタミンCの過剰摂取は深在静脈血栓症に関連がある。またビタミンCの継続的な大量摂取はビタミンC代謝を増加させ、のちにビタミンCの摂取量が減った時に壊血病を惹起する可能性がある (94) 。
・ビタミンCサプリメント摂取は、男性の頚動脈内壁の肥厚速度増加と関連があるとされる (94) 。40〜60歳の男性を対象にした研究で、一日500 mgのビタミンCサプリメントを18ヶ月にわたり摂取した場合、非喫煙者では頚動脈の肥厚速度が2.5倍に、喫煙者では5倍に加速したという予備的な報告がある。食事由来のビタミンCではこのような影響は認められなかった (94) 。
・試験管内の予備的な実験結果では、一日200 mgのビタミンCサプリメントはDNAにダメージを与える活性酸素を増加させる可能性がある。この知見が臨床で実際にサプリメントを摂取している人に関係するかどうかはさらなる研究が必要である (94) 。
・外用で、ビタミンCは塗布した皮膚をチクチクさせたり、炎症を起こさせる可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・妊娠中及び授乳中は経口摂取で適切に摂取する場合、おそらく安全である (94) 。ただし経口摂取でUL (妊娠および授乳中成人女性:2,000 mg/日、妊娠および授乳中14〜18歳女性:1,800 mg/日) を超える量を使用することに対する危険性が示唆されている (94) 。過剰摂取は浸透圧性の下痢や胃腸の不調などの有意な副作用を引きおこす可能性がある (94) 。また妊娠中の過剰摂取は、新生児壊血病の原因となる可能性があるので、避けるべきである (94) (日本人には「日本人の食事摂取基準」の推奨量や目安量を参照 (詳細は「ビタミンC解説」)) 。
<小児>
・小児が経口摂取で適切に使用する場合、おそらく安全である (94) 。ただし米国では、経口摂取でDRIに定められたUL (1〜3歳:400 mg/日、4〜8歳:650 mg/日、9〜13歳:1,200 mg/日、14〜18歳:1,800 mg) を超える量を使用することに対する危険性が示唆されている (94) 。過剰摂取は、浸透圧性下痢や胃腸の不調など、副作用のリスクを有意に増加させる可能性がある (94) (日本人には「日本人の食事摂取基準」の推奨量や目安量を参照(詳細は「ビタミンC解説」))。
<その他>
・糖尿病を有する閉経後女性のビタミンCサプリメント摂取15年間の追跡調査において、ビタミンCサプリメントの摂取は心血管系死亡率を増加させる (PMID:15531665)
・血管形成術の前後にプロブコールを服用していた患者がビタミンCを含むマルチビ
タミンの摂取を併用すると、下痢を起こしやすくなる (PMID:9241125) 。手術直前と術後はこれらビタミンのサプリメントの摂取は専門家の指示に従うこと。
・多量のビタミンC摂取は結石のリスクを高めることがあるので、腎結石の既往症がある人は多量摂取しないよう注意すること (94) 。
・鉄過剰症、ヘモクロマトーシス (血色素症) 、サラセミア (地中海貧血) 、鉄芽球性貧血の場合、症状が悪化するおそれがあるので、ビタミンCは注意して摂取すること (94) 。
<被害事例>
・既往症のない48歳の日本人女性が、アスコルビン酸 (1日6,000 mg) と乳酸カルシウム、ビタミンDのサプリメント及び便秘薬を長期間摂取し、尿細管閉塞や狭窄などの石灰化を伴う重症な近位尿細管機能不全を発症した (PMID:16175950)
・両側腎摘により腎臓移植を受けた31歳の女性 (オーストラリア) が、自己判断で移植の3年前から大量のアスコルビン酸 (2 g/日) を摂取していたため、続発性シュウ酸症を起こした (PMID:18216350) 。高用量のビタミンC摂取は、腎不全患者では回避するべきである。
・9歳男児 (中国) が、風邪の予防目的で3歳時からビタミンCを3 g/日摂取し続けていたところ、1ヶ月間継続する疝痛、血尿、吐き気、嘔吐を呈し、尿管結石と診断された (PMID:25260453)
・心不全、慢性腎臓病、II型糖尿病、高脂血症、高血圧の既往症があり、ルーワイ胃バイパス術の経験がある69歳女性 (アメリカ) が、ビタミンCサプリメント1,000 mg/日を摂取していたところ (摂取期間不明) 、息切れ、体重増加、両足浮腫を呈し受診。慢性腎臓病、ルーワイ胃バイパス術および過剰なビタミンC摂取が原因と思われるシュウ酸塩腎症による急性腎不全と診断され、長期の透析治療の後、退院したが、1ヶ月以内に原因不明で死亡した (PMID:26271145)

禁忌対象者

調べた文献の中で見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<ヒト>
・高用量のビタミンCの摂取が下痢を誘発し、ワルファリンの吸収を減少させることが、16 g/日のビタミンCを摂取した2名で確認されている (PMID:1145638) 。5〜10 g/日のビタミンCの摂取量でもワルファリンの吸収は低下するが、臨床的な影響は見られない (94) 。
・躁病の既往歴がある23歳男性 (アメリカ) が、フルフェナジンを15 mg/日服用していたところ、初期のビタミンC欠乏による臀部の毛孔性角化症と診断され、ビタミンCを500 mg×2回/日併用したところ、定常状態におけるフルフェナジンの血中濃度が低下し、躁症状が悪化したため、フルフェナジンの用量の増加とリチウムの追加投与を行ったという症例報告がある (PMID:430792)
・消退出血 (卵胞ホルモンと黄体ホルモンの減少に伴う子宮出血) がある33歳女性 (イギリス) が、エチニルエストラジオールとノルゲストレル含有の複合薬を服用していたが、風邪のため自己判断でビタミンCを1 g/日併用したところ、破綻出血が見られ、ビタミンCの使用を中止すると症状が改善したという症例報告がある (PMID:6790042)
・健常白人成人14名 (男女各7名、カナダ) を対象とした前後比較試験において、ビタミンC を500 mg×2回/日、14日間摂取させたところ、男性では肝薬物代謝酵素CYP3A4活性が上昇したという予備的な報告がある (PMID:16305291)
・健康成人7名 (18〜55歳、アメリカ) を対象としたオープンラベル試験において、ビタミンCを1,000 mg/日、7日間摂取させ、6日目からインジナビル (CYP3A4基質、抗HIV薬) を8時間おきに800 mg×4回摂取させたところ、血漿中インジナビルの最高血中濃度 (Cmax) の低下が認められたが、AUC、経口クリアランス、半減期に影響は認められなかった (PMID:15767232)

<試験管内・動物>
・in vitro試験 (スーパーソーム、ヒト肝ミクロソーム) において、ビタミンCはCYP2C9活性を阻害した (PMID:24730468)

<理論的に考えられる相互作用>
・アセトアミノフェンと3 g以上のビタミンCの併用により、アセトアミノフェンの排泄が遅れ、副作用のリスクが増す。これは、ビタミンCがアセトアミノフェンの硫酸抱合を競合的に阻害することによると考えられている (PMID:978441)
・ビタミンCによりサリチル酸塩の尿細管再吸収が促進され、血漿中サリチル酸塩濃度が上昇することが示唆されている (94) 。
・ドブタミン (ドパミンの誘導体) との併用により、ビタミンCはドブタミンによる心筋収縮作用を強める可能性がある。前臨床研究では、正常な心機能を持つ人を対象にビタミンCを冠状内に注入した結果、ドブタミンによる左心室の収縮性を強める (PMID:11171790)
・エストロゲンおよび経口避妊薬はビタミンCの排泄を促進する (102) 。
・ビタミンCがアルミニウムとキレートを形成してアルミニウムの溶解性と吸収率を増加させる (94) 。Al (OH) 3とビタミンCの経口摂取により胃腸からのアルミニウムの吸収が促進され、尿中Al排泄量が著しく増加した (PMID:1683458)
・3〜6 g/日のビタミンC摂取により、尿中のカルシウムは増加し、ナトリウムは低下する (102) 。
・ニコチンおよび喫煙によってビタミンCの排泄が促進され血漿中ビタミンCレベルは低値を示す。しかし、推奨されている食事量において果物や野菜の摂取を増加することにより補うことができれば、このビタミンC不足は改善されると考えられる (PMID:10648268)
・ビタミンCは食品中の銅の吸収を低下させ (PMID:6342385) 、鉄 (特に第二鉄) の吸収を増加させる (PMID:10217058) (PMID:10948381) (PMID:3748077)
・ビタミンEは血清中ビタミンC濃度を高めるとともに、ビタミンCも血清中ビタミンE濃度を高める。ビタミンE誘導によるビタミンC濃度増加のメカニズムについてはまだ明らかにされていないが、アスコルビン酸の吸収の増加、もしくは血清中クリアランスの低下によると考えられている (PMID:10967604) 。しかし、許容上限摂取量 (UL) のビタミンCとEを摂取している患者は、この相互作用は毒性にならないと考えられる。
・冠動脈疾患患者において、シンバスタチン+ナイアシンの併用療法に抗酸化物質(ビタミンC、βカロテン、セレン、ビタミンE)を組み合わせると、効果を減弱させる。抗酸化物質によりHDL-2の血中濃度が下がったためと考えられる (PMID:11757504)
・抗酸化剤(ビタミンE, C, Aなど)と化学療法剤の併用により、化学療法剤の有効性が低下することが予備的知見において報告されている (PMID:10442346)
・ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬 (DCCBs) は血漿中アスコルビン酸レベルを低下させることがある。また、DCCBsは腸管においてビタミンCの蓄積を抑制し、ビタミンCの排泄を高めることが考えられている (PMID:11270621)
・大量のビタミンC摂取により、アセトアミノフェン、LDH、血清中テオフィリンレベル、ビタミンB12レベルの臨床検査において、偽陰性の判定を与えることがある (104) 。
・大量のビタミンC摂取により、血清中AST (GOT) , グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミラーゼ (SGOT) 、血清中ビリルビン、カルバマゼピン、血清・尿中クレアチニンレベルの臨床検査において偽陽性の判定を与えることがある (104) 。
・大量のビタミンC摂取により、尿中グルコースの臨床検査において、銅還元法で偽陽性、酵素法で偽陰性を示すことがある (102) 。
・大量のビタミンC摂取は、グルコース6リン酸デヒドロゲナーゼ欠損者において溶血反応を起こすことがある (102) 。
・鉄の過負荷、ヘモクロマトーシス (鉄の代謝障害) 、サラセミア (地中海性貧血) 、鉄芽球性貧血の場合、ビタミンCの摂取には注意を要する。ビタミンCは鉄の吸収促進により、これらの症状を悪化することが考えられる (PMID:3748077)
・大量のビタミンC摂取は、シュウ酸塩石の形成のリスクを高める。ビタミンCはシュウ酸に代謝され、尿中のシュウ酸濃度が増加することによる (PMID:12853784) 。腎結石の傾向がある患者に対しては、多量のビタミンC摂取を避けるようにするべきである。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中で見当らない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・小児、成人、妊婦、授乳婦とも経口摂取で適切に摂取すれば、おそらく安全である。ただし経口摂取で許容上限摂取量 (UL) を超える量を使用するのは、危険性が示唆されている。過剰摂取は浸透圧性の下痢や胃腸の不調など、悪影響を引きおこす可能性がある。また妊娠中の過剰摂取は、新生児壊血病の原因となる可能性があるので、避けるべきである。ビタミンCの過剰摂取により腎結石の形成が危惧されるが、1日4 g以下のビタミンC摂取では,その可能性は否定されている。しかし、多量のビタミンC摂取は結石のリスクを高めることがあるので、腎結石の既往症がある人は多量摂取しないよう注意すること。血管形成術後の患者に悪影響を与えるおそれがある。鉄過剰症、ヘモクロマトーシス (血色素症) 、サラセミア (地中海貧血) 、鉄芽球性貧血の場合、症状が悪化するおそれがあるので、ビタミンCは注意して摂取すること。アセトアミノフェン、アルミニウムを含む制酸剤、アスピリンを初めとするサリチル酸系薬剤、ドブタミン、ワルファリンなどの薬剤との併用は注意を要する。ビタミンCは食品中の銅の吸収を低下させ、鉄 (特に第二鉄) の吸収を増加させる。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・ビタミンC欠乏症 (壊血病を含む) の予防と治療に有効と判断される。経口摂取でおそらく有効であるのは、鉄の吸収率を高める作用、高タンパク食を与えられた未熟児のチロシン血症に対する作用である。有効性が示唆されているのは、1) 食事からの摂取において、がんのリスクやがんによる死亡率の低減、心臓血管病の死亡率の低減、血中亜鉛濃度の低減、2) 胃がんハイリスク患者における胃の前がん状態の回復、3) 高血圧の付加的な治療、4) ビタミンEとの併用において、男性のアテローム性動脈硬化の進行遅延と子癇前症リスクの高い妊婦に対する予防、血管性痴呆症の予防、5) 女性の胆嚢疾患のリスク低減である。
・経口摂取で尿の酸性化剤としては効果がないことが示唆されている。また風邪の予防やがんの治療に対しても効果がないことが示唆されている。

参考文献

(1) 最新栄養学 第10版 (建帛社) 木村修一ら 翻訳監修
(28) 最新栄養学 第9版 (建帛社) 木村修一ら 翻訳監修
(3) 日本人の食事摂取基準 (2015年版)
(13) ビタミンの事典 朝倉書店 日本ビタミン学会 編
(25) クリニカル・エビデンス日本語版 日経BP社 日本クリニカル・エビデンス編集委員会
(53) The Health Benefits of Vitamins and Minerals ERNA(European Responsible Nutrition Alliance) K.H.bassler et al.
(55) Harper's Biochem 23th ed
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