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適切な利用法
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1本〔ヤクルト菌(L.カゼイ・シロタ株):150億個(65ml当たり)〕
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利用上の注意事項
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開封後はお早めにお飲みください。
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関与成分についての解説
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【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
ヤクルト菌(ラクトバチルス カゼイ シロタ株)は、もともと人の腸内(小腸)に住んでいる乳酸菌から選び出し、胃液や胆汁に負けないよう強化培養しており、生きて腸まで届く。
ヤクルト菌の主な働きは主に次のとおりである。(1)腸の運動を高めて便性を改善する。(2)有害菌の腸内増殖を防ぐ。(3)有害物質の生成を抑え、腸内腐敗を防ぐ。(4)免疫力を維持し体の抵抗力を強める。
【作用・効果および機序】
ラクトバチルス カゼイ シロタ株は、人工消化液に対する耐性が高く、実際にヒトが摂取した場合、生きたまま糞便から回収されることから、本菌株は生きたまま消化管下部に到達すると考えられる。このように本菌株は、生きたまま消化管下部に到達した後、乳酸の産生や菌株表面への物質吸着などに起因すると考えられる作用によって、腸内菌叢の改善(有用菌の増加と有害菌の減少)、便性改善(便秘、下痢の改善や糞便pHの低下)、腸内有害産物の抑制が発揮されるものと考えられている。
出典:
Bergey's Manual of Systematic Bacteriology, 2, (1986)
日本細菌学雑誌 29, 4, 681-689 (1974)
日本細菌学雑誌 29, 4, 691-697 (1974)
(株)ヤクルト本社社内資料 (1992)
「第1回理研腸内フローラシンポジウム(1980)腸内フローラと発癌(光岡知足編)」,学会出版センター, 79-103 (1981)
腸炎ビブリオ研究会主催「腸炎ビブリオの感染と疫学講演会」, (1989)
「第12回理研腸内フローラシンポジウム(1980)腸内フローラと食餌(光岡知足編)」, 学会出版センター, 85-104 (1994)
【関与成分の分析方法】
定性:ラクトバチルス カゼイ シロタ株に特異的なモノクローナル抗体を用いた、酵素免疫測定法(ELISA)。
定量:BCP加プレートカウント寒天培地を用いた培養によるコロニーカウント法。
出典:
(株)ヤクルト本社社内資料 (1982)
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(別表二)」の試験方法
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安全性に関する評価
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【ヒト試験】
『ヤクルト』に使用されている原材料は、すべて一般の食品に使われているものであり、かつ、発売以来69年以上の長い年月にわたって食経験を有し、その間安全性が損なわれるような問題は一切生じていないことから、本品の安全性は十分に高いと言える。
【動物・その他の試験】
関与成分であるラクトバチルス カゼイ シロタ株に関して安全性試験が実施され、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の安全性に問題ないことが確認されている(1)。
○ラクトバチルス カゼイ シロタ株に関する毒性試験
・単回経口投与毒性試験(マウス、ラット)
・1ヵ月間反復経口投与毒性試験(ラット)
・6ヵ月間反復経口投与毒性試験(ラット)
出典:
(1) 藤村一ら, 応用薬理, 8, 871-886 (1974)
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有効性に関する評価
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【ヒト試験】
研究1:
25歳から32歳の健康な成人5名を対象にラクトバチルス カゼイ シロタ株を100億/日、牛乳200mLとともに5週間飲用させ、腸内菌叢の変化と尿中インジカン、フェノール類の排泄量の変化を調べた。その結果、ラクトバチルス カゼイ シロタ株が1000万から1億/便gレベルで回収され、投与期間中最優勢な乳酸桿菌フローラとして検出され、投与中止後、1週間以内に消失した。また、投与によって糞便ビフィズス菌数の上昇と日間変動の減少が認められた。さらに、尿中インジカンとフェノール量が減少した。これらの結果は、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取により、腸内菌叢の改善ならびに腸内有害性産物の抑制が発揮されることを示していると考えられる(1)。
研究2:
22歳から35歳の健康な成人20名を10名ずつの2群に分け、一方にはラクトバチルス カゼイ シロタ株を600億/本含有する発酵乳を、他方には同量の未発酵乳を、一日3本、4週間飲用させた。飲用の前後に非飲用期を2週間ずつ設け、飲用前(2週目)、飲用中(4週目)、飲用後(6週目)の3回、大便サンプルと血液を採取した。被験者には試験期間中同一の食事を摂取させた。その結果、ラクトバチルス カゼイ シロタ株含有する発酵乳の摂取により、糞便中の乳酸桿菌が増加し、ラクトバチルス カゼイ シロタ株が最優勢な乳酸桿菌フローラとして検出された。糞便中のビフィズス菌が増加し、大腸菌群が減少した。また、糞便中のβ-グルクロニダーゼ、β-グルコシダーゼが減少し、糞便中のコレステロール濃度が低下傾向を示した。これらの結果は、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取により、腸内菌叢の改善ならびに腸内有害性産物の抑制が発揮されることを示していると考えられる(2)。
研究3:
便秘を訴えるヒト25名、下痢を訴えるヒト22名を対象に、ラクトバチルス カゼイ シロタ株を100億/g含有する乳酸菌製剤を一日3g投与した(便秘のヒトへ6-19日間、下痢のヒトへは3-20日間)。その結果、便秘に対しては、有効率92%で改善(排便回数の正常化、便性状の改善、腹部膨満感の軽減)が認められた。同様に、下痢に対しては、有効率91%で改善(排便回数の正常化、便性状の改善、腹痛の軽減)が認められた。以上の結果は、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取により便性の改善(下痢、便秘、腹部症状の改善)が発揮されることを示していると考えられる(3)。
研究4:
非喫煙の健常人(28〜37歳)6名を対象に、2群に分け、一方には、ラクトバチルス カゼイ シロタ株を含有する乳酸菌製剤300億/日を、他方には1500億/日を3週間投与し、その前後に3日間の宿泊期間を設けて加熱調理した牛肉を摂取させた。前半3日間を対照期、後半を試験期として、それぞれの牛肉摂取前12時間、摂取後0〜12時間、12〜24時間の尿を採取し、尿中の変異原活性を測定した。その結果、摂取量にかかわらず、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取で尿中変異原活性の低下が認められた。このことは、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取により腸内有害産物の抑制という有効性が発揮されることを示していると考えられる(4)。
研究5:
健康成人(25歳〜33歳)7名を対象に、ラクトバチルス カゼイ シロタ株を100億/日、牛乳とともに5週間飲用させ、糞便中の腸内菌叢および早朝尿中のアミノ酸代謝物を測定した結果、尿中へのインジカン、p-クレゾール排泄量が低下した。さらに、糞便中の乳酸桿菌数と尿中インジカン量の間には負の相関が認められた。以上の結果は、ラクトバチルス カゼイ シロタ株の摂取によって腸内有害産物の抑制が発揮されることを示していると考えられる(5)。
出典:
(1)田中隆一郎ら, 「第1回理研腸内フローラシンポジウム(1980)腸内フローラと発癌(光岡知足編)」, 学会出版センター, 79-103 (1981)
(2)田中隆一郎ら, 「第12回理研腸内フローラシンポジウム(1980)腸内フローラと食餌(光岡知足編)」, 学会出版センター, 85-104 (1994)
(3)福原有光ら, 診療と新薬, 10, 8, 1807-1810 (1973)
(4)Hayatsu H et al, Cancer Letters, 73, 173-179 (1993)
(5)Tohyama K et al, Microbiol. Immunol., 25, 101-112 (1981)
その他の資料:
結城功勝ら, International J Food Microbiol., 48, 51-57 (1999)
結城功勝ら, 健康・栄養食品研究, 2, 1, 57-62 (1999)
【動物・その他の試験】
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