特定保健用食品:商品詳細
画面を閉じる

商 品 詳 細

商品イメージ

食品名

ヘルシア緑茶

形態:容器入り清涼飲料水

内容量:缶入り;340 g、PET容器入り;350mLおよび1,000mL

製造あるいは販売者

花王株式会社

住所:東京都中央区日本橋茅場町1-14-10

電話番号:03-3660-7111

許可された実際の表示

許可された年月

本品は茶カテキンを豊富に含んでおり、エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる方に適しています。

平成20年1月21日

適切な利用法

一日当りの摂取目安量:
・350mL:1本を目安にお飲みください。
・1,000mL:350mLを目安にお飲み下さい。
・340 g:1本を目安にお飲み下さい。

利用上の注意事項

・多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日当たりの摂取目安量をお守りください。
・開封後はすぐにお飲み下さい。
・凍らせないでください。内容液が膨張し容器が破損したり、成分が分離・沈殿することがあります。
・お茶成分を豊富に含んでいます。お茶成分が浮遊・沈殿することがありますが、品質には問題ありません。よく振ってからお飲み下さい。

関与成分についての解説

【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
茶カテキンは、緑茶の中に最も多く含まれている成分で、抗酸化作用を有するポリフェノールの一種であり、カテキン・エピガロカテキンガレートなど主に8種類がある。茶カテキンには、体脂肪低減効果以外に、抗酸化作用、殺菌作用、高血圧低下作用、血糖値上昇抑制作用など多くの生理作用が知られている。

【作用・効果および機序】
ヘルシア緑茶の関与成分である茶カテキン摂取による体脂肪低減の作用機序に関して、以下のような動物試験の結果があり、エネルギー消費、特に脂質の消費を促進することが確認された。
1) 絶食ラットの茶カテキン単回経口投与により脂質由来のエネルギー消費量が増加 (1) 。茶カテキンには体脂肪の燃焼促進作用が示唆され、ラットにおいて茶カテキンの単回投与および長期投与のいずれも、食事性脂質の酸化分解を亢進させることを確認 (2) 。
2) 茶カテキンを長期摂取したマウスは体重の増加、内臓脂肪の蓄積、高レプチン血症の進展が抑制 (3) 。肝臓での遺伝子発現を解析した結果、茶カテキン摂取によりAcyl-CoA Oxidase mRNA発現量に増加傾向がみられ、Medium-Chain Acyl-CoA Dehydrogenase mRNA発現量は有意に増加。さらに肝臓におけるβ-酸化活性が増大 (4) 。

出典:
(1) Osaki N. et al., J. Oleo Sci., 50(8), 677-682 (2001)
(2) Onizawa K. et al., J. Oleo Sci., 50(8), 657-662 (2001)
(3) Murase T. et.al., J. Oleo Sci., 50(9), 711-715 (2001)
(4) Murase T. et.al., Int. J. Obes. Relat. Metab. Disord., 26(11), 1459-1464, (2002)

【関与成分の分析方法】
高速液体クロマトグラフィー (逆相系、グラジエント溶出、UV検出) により、カテキン類8成分を一斉分析し、総量を茶カテキン量として求める。

【関与成分の構造式】
茶カテキン中の代表的化合物名:エピガロカテキンガレート

安全性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
第1試験
対象:普通体重から肥満 (1度) の26〜52歳の健常男性27名、平均BMI 25.1kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン100 mg摂取群 (コントロール群、9名) 、600 mg摂取群 (10名) および900 mg摂取群 (8名) の3群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。340mLもしくは500mLの飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させた。4週毎に身体測定およびCT撮影による腹部脂肪面積の測定を行った。安全性に関する項目として、血液検査を0および12週目に、健康状態に関する問診票の記録を4週毎に実施した。
結果:試験期間中の健康状態および血液検査値の異常は認められなかった。健康状態に関する問診票調査において、試験実施による体調不良を訴える者は認められなかった。試験前後の血液検査においてTG、T-cho、HDL-cho、PL、FBS、IRI、GOT、GPT、γ-GTP、AMY、BUN、ビタミンA、ビタミンE、WBC、RBC、Hb、Ht、PLTに大きな変化は認められず、これらの変化量について600 mg群および900 mg群のいずれもコントロール群に対して有意差は認められなかった (1) 。
第2試験
対象:普通体重から肥満 (1度) に属する25〜48歳の健常男性17名、平均BMI 24.0kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン150 mg摂取群 (コントロール群、8名) および580 mg摂取群 (9名) の2群の並行群間比較試験を実施した。容量500mLの飲料形態で1日に1本、20週間連続して被験者に摂取させた。身体測定、CT撮影による腹部脂肪面積の測定、血液検査および健康状態に関する問診票の記録を4週毎に実施した。
結果:試験期間中の血液検査値において、TG、T-cho、RLP-cho、PL、FFA、FBS、IRI、Lep、GOT、GPT、γ-GTP、AMY、WBC、RBC、Hb、Ht、PLTに大きな変化は認められず、これらの変化量について群間に有意差は認められなかった。HDL-cho、Plasminogen activator inhibitor-1 (PAI-1) 、BUNの変化量のみ580mg群はコントロール群に対して減少を示したものの、血液検査値の異常は認められなかった。また、健康状態に関する問診票において、試験実施による体調不良を訴える者は認められなかった (1) 。
第3試験
対象:普通体重から肥満 (2度) に属する24〜49歳までの健常男性38名、平均BMI 26.6kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン130 mg摂取群 (コントロール群、12名) 、540 mgの緑茶飲料摂取群 (13名) ならびに540 mgの烏龍茶飲料摂取群 (13名) の3群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。容量340mLの飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させ、試験開始前および12週目に身体測定およびCT撮影による腹部脂肪面積の測定を行った。健康状態に関する問診票の記録は4週毎に実施した。
結果:健康状態に関する問診票調査において、試験実施による体調不良を訴える者は認められなかった (1) 。

研究2:
対象:BMI 24〜30kg/m2の30〜65歳の男女80名 (男性43名、閉経後女性37名) 。
方法:1日当たり茶カテキン130 mg摂取群 (コントロール群、男性23名、女性18名) および590 mg摂取群 (男性20名、女性19名) の2群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。容量340mLの緑茶飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させた。また摂取終了後12週目まで追跡調査を行った。身体測定、CT撮影による腹部脂肪面積および血中成分の測定を行った。身体計測 (体重、ウエスト周囲長、ヒップ周囲長、体脂肪率) 、循環器計測 (血圧、心拍数) および問診は4週毎に実施し、CTは0,12および24週目 (摂取終了後12週目) に実施した。血液検査および尿検査は0週、8週、12週、20週および24週目に実施した。
結果:血液検査値、尿検査および医師による問診において、試験飲料による異常値や随伴症状は認められなかった。また摂取終了後12週間の追跡調査において、摂取中止によるリバウンドは認められなかった (2) 。

出典:
(1)Nagao T. et.al., J. Oleo Sci., 50(9), 717-728 (2001)
(2)土田隆ら, Prog. Med., 22(9), 2189-2203 (2002)

【動物・その他の試験】
ヘルシア緑茶の関与成分茶カテキンについて、急性毒性試験、反復投与毒性試験および変異原性試験を行なった結果、いずれの試験においても毒性は認められなかった。

有効性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
対象:普通体重から肥満 (1度) に属する27〜47歳の健常男性23名、平均BMI 24.6kg/m2
方法:2群の並行群間比較試験。被験者に1日当たり120 mgまたは480 mgの茶カテキンを500mLの飲料形態で12週間摂取させた。CT撮影像より求めた腹部脂肪面積を指標とした体脂肪量並びに、体重、ウエスト周囲長などの身体計測値を指標とした評価および血液成分の評価を行った。
結果:茶カテキンを12週間摂取した結果、120 mg摂取群 (コントロール群) では、試験前と比較して、体重、BMI、血中インスリンのみ低下を認めた。一方、480 mg摂取群では体重、BMI、ウエスト周囲長、体脂肪率、腹部脂肪面積、血中総コレステロール (T-cho) 、血中グルコース、血中インスリン、血中Plasminogen activator inhibitor (PAI-1) に低下を認めた。また、BMIが25以上の被験者では、コントロール群に比べ、480 mg摂取した群で、BMIおよび腹部内臓脂肪面積が低くなった。以上から茶カテキンによる体脂肪低減効果がヒトにおいて認められた (1) 。

研究2:
第1試験
対象:普通体重から肥満 (1度) の26〜52歳の健常男性27名、平均BMI 25.1kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン100 mg摂取群 (コントロール群、9名) 、600 mg摂取群 (10名) および900 mg摂取群 (8名) の3群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。340mLもしくは500mLの飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させた。4週毎に身体測定およびCT撮影による腹部脂肪面積の測定を行った。
結果:コントロール群に対し、茶カテキン600 mg摂取群および900 mg摂取群では、腹部内臓脂肪面積が低減し、茶カテキン摂取量が多くなるに従い効果が大きくなる傾向が認められた (2) 。
第2試験
対象:普通体重から肥満 (1度) に属する25〜48歳の健常男性17名、平均BMI 24.0kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン150 mg摂取群 (コントロール群、8名) および580 mg摂取群 (9名) の2群の並行群間比較試験を実施した。容量500mLの飲料形態で1日に1本、20週間連続して被験者に摂取させた。4週毎に身体測定およびCT撮影による腹部脂肪面積の測定を行った。
結果:20週間摂取することによって、コントロール群に比べ、茶カテキン580 mg摂取した群は、腹部内臓脂肪面積、腹部皮下脂肪面積およびウエストヒップ比が低減した (2) 。
第3試験
対象:普通体重から肥満 (2度) に属する24〜49歳までの健常男性38名、平均BMI 26.6kg/m2
方法:1日当たり茶カテキン130 mg摂取群 (コントロール群、12名) 、540 mgの緑茶飲料摂取群 (13名) ならびに540 mgの烏龍茶飲料摂取群 (13名) の3群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。容量340mLの飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させた。試験開始前および12週目に身体測定およびCT撮影による腹部脂肪面積の測定を行った。
結果:緑茶、烏龍茶とも、茶カテキン540 mgを12週間摂取することにより、腹部内臓脂肪面積がコントロール群に対し低減することを確認した (2) 。
3つのヒト試験 (第1試験〜第3試験) の結果から、茶カテキン摂取量と12週目の腹部内臓脂肪量との間に高い負の相関性が確認された (2) 。

研究3:
対象:BMI 24〜30kg/m2の30〜65歳の男女80名 (男性43名、閉経後女性37名) 。
方法:1日当たり茶カテキン130 mg摂取群 (コントロール群、男性23名、女性18名) および590 mg摂取群 (男性20名、女性19名) の2群のダブルブラインド並行群間比較試験を実施した。容量340mLの緑茶飲料形態で1日に1本、12週間連続して被験者に摂取させた。また摂取終了後12週目まで追跡調査を行った。身体測定、CT撮影による腹部脂肪面積および血中成分の測定を行った。身体計測 (体重、ウエスト周囲長、ヒップ周囲長、体脂肪率) 、循環器計測 (血圧、心拍数) および問診は4週毎に実施し、CTは0週、12週および24週目 (摂取終了後12週目) に実施した。血液検査および尿検査は0週、8週、12週、20週および24週目に実施した。
結果:摂取期間終了時 (12週後) の腹部全脂肪、腹部内臓脂肪、腹部皮下脂肪、体重、BMI、体脂肪率、体脂肪量およびヒップ周囲長の全ての項目に関し、初期値からの絶対値変化量および相対値において、カテキン群がコントロール群に対して低減効果を有することを確認した (3) 。

出典:
(1)Hase T. et.al., J. Oleo Sci., 50(7), 599-605 (2001)
(2)Nagao T. et.al., J. Oleo Sci., 50(9), 717-728 (2001)
(3)土田隆ら, Prog. Med., 22(9), 2189-2203 (2002)

【動物・その他の試験】
研究1:
対象:C57BL/6Jマウス20匹。
方法:マウスを4群に分け、それぞれに、低脂肪食、高脂肪・高ショ糖食 (コントロール) 、茶カテキンを主成分とする茶抽出物(カテキン含有率72.9%)を0.1%または0.5%添加した高脂肪・高ショ糖食を4週間摂取させ、摂取前後の体重、4週間後の内臓脂肪重量 (副睾丸周囲脂肪、腸間膜脂肪、後腹膜脂肪、腎周囲脂肪) を計測した。また、マウスの脂質摂取量と糞中の脂質排泄量から脂質吸収率を求め、糖質負荷試験により糖質の血中への吸収性を調べた。
結果:茶抽出物を0.1%添加した群では、コントロール群に対し体脂肪低減効果は認められなかった。しかしながら、0.5%添加した群では、コントロール群に比べ体重、内臓脂肪重量の増加および血中レプチン濃度の上昇が抑制された。また、コントロール群と0.5%添加群との間に脂質吸収性および糖質吸収性の違いは認められなかったことから、観察された茶カテキンの体脂肪低減効果は脂質や糖質の吸収抑制作用によるものではないことが示唆された (1) 。

出典:
(1)Meguro S. ,et.al., J. Oleo Sci., 50(7), 593-598 (2001)