健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

大豆オリゴ糖 [英]Soya-oligosaccharide [学名]Soya-oligosaccharide

概要

大豆オリゴ糖は大豆から水で抽出したときに含まれる各種の少糖類 (スタキオース、ラフィノース、ショ糖等が主成分) の総称であり、他のマメ科植物などにも比較的多く含まれる。代表的な大豆オリゴ糖はスタキオースとラフィノースであり、甘味度は砂糖の70%である。ラフィノースはビートから分離精製され、ビートオリゴ糖とも呼ばれる。俗に「ビフィズス菌を増やし、腸の健康に役立ち、便通改善作用がある」と言われている。ヒトでの有効性については、「おなかの調子を整える食品」として、大豆オリゴ糖を関与成分とした特定保健用食品が許可されている。安全性については、摂りすぎあるいは体調により、おなかが緩くなることがあると報告されている。その他、詳細については、「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・オリゴ配糖体であり、「医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分される (30) 。
・「既存添加物」 (甘味料) である。特定保健用食品の成分となっている。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・大豆オリゴ糖は、大豆から油脂・タンパク質を除いたものを原料とし、そこから分離・精製して得られる。

分析法

・示差屈折計を装着した高速液体クロマトグラフィー (HPLC) 法により分析されている (101) 。

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中で見当らない。


消化系・肝臓

一般情報
・大豆オリゴ糖を関与成分とし、おなかの調子を整える機能が表示できる特定保健用食品が許可されている。
その他
・常習便秘患者20名 (17〜84歳) を対象に、大豆オリゴ糖を1日9 g、4週間摂取させたところ、便秘の症状が改善した (1991091301) 。
・健常成人7名 (21〜52歳) を対象に、マンニノトリオース (大豆オリゴ糖) 粉末を1日3g、7日間摂取させたところ、糞便中のビフィズス菌が増加し、クロストリジウム菌が減少、糞便アンモニアが低下傾向を示し、糞便pHは変化しなかったという予備的な報告がある (1993246296) 。この現象についてはさらなる検証が必要である。
・健常成人9名 (21〜45歳)に、大豆由来オリゴ糖をスタキオースとラフィノース換算量で0.5〜2.0 g、3週間ずつ摂取させて腸内フローラを調べたところ、総菌数に占めるビフィズス菌の割合は0.5 gおよび2.0 g摂取した条件で増加傾向を認め、腸内細菌科の細菌は2.0 g摂取したときに減少傾向を認めた (1993104784) 。※腸内細菌科=大腸菌・サルモネラ菌・赤痢菌などが属するグループのこと。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中で見当らない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中で見当らない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中で見当らない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中で見当らない。

骨・筋肉

調べた文献の中で見当らない。

発育・成長

調べた文献の中で見当らない。

肥満

調べた文献の中で見当らない。

その他

調べた文献の中で見当らない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中で見当らない。

安全性

危険情報

<一般>
・摂りすぎあるいは体調により、おなかが緩くなることがある。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中で見当らない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中で見当らない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中で見当らない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・摂りすぎあるいは体調により、おなかが緩くなることがある。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・おなかの調子を整える機能が特定保健用食品の審査で認められている。

参考文献

(101) 財団法人 日本健康・栄養食品協会 特定保健用食品試験検査マニュアル
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(1991091301) 臨牀と研究.1990;67(10):3264-70
(1993246296) 日本栄養・食糧学会誌.1991;44(3):171-6
(1993104784) ビフィズス.1991;5(1):51-4