医薬品成分を添加した食品(無承認無許可医薬品)の過去の事例の情報2

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医薬品成分を添加した食品(無承認無許可医薬品)の過去の事例の情報2(その他)
 食品に医薬品成分を添加することは違法であり、その摘発が国内外において行われています。違法行為を行う業者は、一般消費者に効果があることを印象付け、商品を販売して利益を追求することのみを考えています。消費者は、「食品=安全」ならびに「良く効く食品を選択したい」という考えから、そのような違法な商品とは知らずに利用することがあります。
 健康食品が関係する健康障害の問題は、類似した現象を繰り返すことがあります。違法な医薬品成分添加の問題も同様です。そのため過去の事例を知ることにより、今後起きる可能性を予想することができます。以下はこれまで国内で食品に医薬品成分が添加された事例を整理したものです。極めて希であっても、食品に違法な医薬品成分が添加される状況を考えると、効果の強い食品は「医薬品成分が添加されている」可能性を疑って良いかもしれません。

注:下記のリストは、主に厚生労働省および都道府県などの公表や発表資料(ホームページなど)をもとに作成したものです。公表サイトが違法商品における処分が終了などの事情により閉じられた場合は、この情報は過去における食品に医薬品成分が検出された事例となり、現在、該当する商品が同様な問題を起こしているわけではありません。誤解されませんようにお願いします。

表2.強壮・強精などを標榜する食品における医薬品添加の過去の事例(平成17年11月29日現在)

摘発された食品名(形態)標榜内容違法添加された医薬品公表のもと
名称副作用等
「健康飴」−健食の集い(飴)リウマチや関節の痛みに効くデキサメタゾン(副腎皮質ホルモン剤)及びインドメタシン(非ステロイド性抗炎症薬)デキサメタゾン:感染症の増悪、満月様顔貌、痙攣、うつ状態等1
不老長寿乃源「秘宝百歩蛇全体粉」(カプセル)肩こり、貧血、関節炎、冷え症、疲労倦怠、神経痛に効く;血流増進、血液浄化、強精・強壮作用インドメタシン:悪心・嘔吐、食欲不振等2
健康食品岩蜜(蜂蜜が主成分というが形態は不明)神経痛アミノピリン(解熱鎮痛薬、1977年発ガン性のため使用禁止)胃腸障害、頭痛、倦怠感、腎障害、経口投与の場合には、胃の中で発癌性物質を生成する3
oooooo(錠剤)肝機能の改善BDD (BiphenyDimethyl Dicarboxylate)(C型肝炎症状改善、国内未承認の海外医薬品)服用中止により、肝機能の指標GOT、GPT値のリバウンド現象がある4
都瑞(液剤)強壮・強精、性欲減退の改善シルデナフィル(勃起不全治療薬)硝酸剤や一酸化窒素供与剤との併用により過度の血圧降下、虚血性心筋梗塞を引き起こす危険性がある5
神力(液剤)6
パープルトニック(ガウクルア(豆科)加工食品)7
チベットの宝(顆粒)8
ウルトラキング(顆粒)8
ダイハート(カプセル)9
パワー(液剤)9
睾丸加工食品(インターネット上は「元気くん」として販売)10
メンズセブン(カプセル)11
猛虎(カプセル)11
男丸(錠剤)11
蟻力神、GREAT ANT、パープル6、リバイブ55、コブラ、特殊栄養食品ドラゴン、アリナピンゴールド、モリモリ、Vagus、CONMAX、MAXIMANII(カプセル)12
威哥王、スタミ騎士(錠剤)
KING'S、LIQUID、SUPERTONIC、醒獅液(液剤)
三便宝こうのう(カプセル)ヒドロキシホモシルデナフィル13
スタッドホース(カプセル)11
男根宝、宝力(錠剤)ホモシルデナフィル14
アリックス、蟻力、ベンダジオ、エネルギオー(カプセル)タダラフィル(海外約70カ国でED治療薬)頭痛、消化不良等15
優雅信源、テスイ、神農不老寿、春花三味、男王 枸杞力(錠剤)
SUPER 参景天(サンケイテン)(カプセル)16
ターミネーター(カプセル)(写真1)(写真2)(写真3アミノタダラフィル(国内外で医薬品としては承認されておりませんが、タダラフィルと類似の化学構造を有する物質であり、類似の作用を有することが考えられ、健康被害が発生するおそれが否定できません。) 17

上記情報の記載・発表もと
1.厚生労働省(2003年5月)
2.厚生労働省(2002年8月)
3.国民生活センターくらしの危険 NO.63 (1979年4月)
4.東京都健康局(2002年12月)
5.産経新聞(2001年2月)
6.毎日新聞(2001年5月)
7.神奈川県衛生部(2004年5月)
8.福島県(2004年3月)
9.兵庫県(2004年3月)
10.福岡県(2004年3月)
11.大阪府(2004年8月)
12.厚生労働省(2003年7月)
13.厚生労働省(2004年2月)
14.厚生労働省(2003年12月)
15.厚生労働省 (2004年8月)
16.東京都福祉保健局(2005年6月28日)
17.大阪府:医薬品成分が検出された健康食品について(2005年7月29日)