筋肉痛改善を目的として使用したサプリメントによる高カリウム血症の症例報告(101118)

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■タイトル
筋肉痛改善を目的として使用したサプリメントによる高カリウム血症の症例報告(101118)

■症例
35歳男性ボディビルダー(アメリカ)が、筋肉痛の改善を目的にグルコン酸カリウムサプリメント(詳細不明)を摂取(運動前後にそれぞれ10錠ずつ)し、併せてクエン酸カリウムとアスパラギン酸カリウムを1,320mg含むスポーツドリンクを摂取したところ(カリウム摂取量は約8000mg/日)、不快感、虚弱、低血圧を伴う徐脈が生じた。血清カリウム値の上昇が認められたため、カリウムの過剰摂取による重度の高カリウム血症と診断された(PMID:21075579)

■対策
・利用歴を記録しておく

 いわゆる健康食品を利用する際には、その必要性を十分に検討し、「どのような食品を」「いつから」「どのくらいの量・頻度で」利用しているか、記録に残しておきましょう。
・体調に異常を感じたときには摂取を中止する
 独自の判断で「からだによい」と思っていても、個人の体質や摂取時の体調、また製品に問題があった場合や過剰摂取などにより、上記のように予期せぬ健康被害が起きる可能性が否定できません。思い込みで摂取を継続したりせずに、異変を感じたら直ちに摂取を中止し、必要ならば医療機関を受診し、保健所にも相談してください。

■関連情報
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ(厚生労働省作成2010年版)」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」

参考文献

(PMID:21075579)Am J Emerg Med. 2010 Nov 12. [Epub ahead of print]